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「ここの式を、ここに展開して…」
『え、じゃあ、ここはこんな感じでやるの？』
「お、そう、やればできるじゃん」
『やっぱ教えかた上手ですね、鶴崎さん』
今は図書館で今日の授業でわからなかったところを教えてもらっていて
鶴崎さんは一つ先輩だが、学部が同じだったことから仲良くしてもらっている。
「そうかな、Aちゃんの理解力もなかなかだと思うけど」
『いやいや、理解力あったらわざわざ鶴崎さんに教えてもらいませんよ〜〜』
「たしかに笑」
『あっ、今の馬鹿にしてません！？』
してないよ笑、とニコニコ笑う鶴崎さんをみて心拍が少しずつ上がる。
鶴崎さんに、恋を、してるのだ。
心臓あたりがキュ〜となるコレはすごく厄介で、鶴崎さんと喋るのにも一苦労。
『(いっそ、全部言えちゃえば)』
そう考えるが、それを行動に移せるほど私は肝が座っていなかった。
「そういえばさ、ひとつ質問あるんだけど」
『…？はい』
「僕のことを恋愛で見ることってできる、？」
『っえ』
恋愛？恋愛ってその、そーゆやつ？
『……いや、あの、ですね、』
顔に一気に熱が集中するのがわかったから慌てて下を向くと、鶴崎さんが「あー、ごめん、聞かなかったことにして」といつも通りの声で話しているのだろうが少し落ち込んでいるような声で話すから、私は堪らず顔を上げる
『あの……！』
「わ、顔真っ赤」
『そ、そーゆことです、鶴崎さん、じゃまた教えてください！！！さようなら！！！今日は教えてくださいありがとうございました！！！』
早く外に出て、この顔にある熱を取り払いたいなと思いながら速歩きで図書室をでる
「僕はステージに立ってんのね、なら手加減はしないけど」
明日から鶴崎さんのアタックが凄いともこの時は知らないのだけれど。
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Ninja250 - リクエストしたいのですが、鶴崎さんの、幼なじみ設定でお願いします! (2019年4月29日 21時) (
レス) id: 1223e64b98 (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - いつも設定がバラバラでどの話も大好きです…！リクエストなのですが、夢主がドキドキってどんなんだろうみたいなことを言ってそれを聞いていた伊沢さんがドキドキさせるという話が読みたいです……！付き合ってないと嬉しいです！急がなくて大丈夫ですからね！！ (2019年4月9日 17時) (レス) id: 775aca9b7c (このIDを非表示/違反報告)
朝日(プロフ) - miko03162006さん» 先ほど知りました！！少しだけ描き直したいと思ってます！！ありがとうございます！ (2019年4月1日 3時) (レス) id: 4fba0691fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆんすず(プロフ) - 2度目のリクエスト失礼します！オフィスで寝てしまった夢主ちゃんを襲うまでは行きませんがちょっかいを出してしまう話をこうちゃん、川上さんで読みたいです！よろしくお願いします！！ (2019年4月1日 2時) (レス) id: 0430e24f17 (このIDを非表示/違反報告)
miko03162006(プロフ) - 今年のエイプリルフール嘘をついたらいけないらしいです！ (2019年4月1日 2時) (レス) id: 84f4e8f47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝日 | 作成日時：2019年2月5日 0時
