貴方の反応が知りたいのです。 (ページ8)

今日:16 hit、昨日:31 hit、合計:2,162 hit

袖を通して安眠を。ページ8

不在中の彼の部屋を訪れれば彼の服が目に入り袖を通したあなた、暖かさと彼の香りに安心して寝てしまい...

傭兵

｢...っな...んでそんな可愛い事して寝てんだよ｣

試合で疲弊しきり部屋へと戻って来た彼、シャワーだけ浴びたら寝てしまおうと考えながら扉を開ければ、ふと目に飛び込むあなたの姿にそう呟いて、ふざけんな、と頭を抱えしゃがみ込みます。
どうするべきか分からずそのまま数分間動きませんが寝言にて彼の名前を微笑みながら呟けば、顔を真っ赤に染めてばかっ...！！なんて小声で叫びながら布団をあなたに被せて、足早に風呂場へと向かって行ってしまいました。その後間違えて水のシャワーを浴びてしまう彼でしたが顔の火照りは収まらなかったとか。

占い師

｢君は本当に、いつも無自覚でこんな事を...｣

小さく溜息をつき困ったな、と口元を抑えます。怒っている訳ではなくて、警戒心の薄さとあまりの可愛さに感情が掻き乱されて困っているだけ。
しかし紳士な彼、基本的に起こす事はせず、ベッド横の椅子に座り自然に起きるのを静かに待ちます。あなたが目を覚ました時、起き上がって隣に目をやれば、黒いオーラを纏う彼におはようと微笑まれ、次の瞬間には他の人には絶対やらないようにと数時間に渡る説教が始まります。ですが説教が終わる頃には普通の笑顔に戻り、あなたの姿を可愛いと褒めてくれますよ。

納棺師

｢...え？......は...何故ここに｣

自身の服を着て眠るあなたに理解が追いつかず見つめたまま硬直しますが、数秒後何が起こっているのかを理解し、後ずさりしながら驚きます。
しばらくはパニック状態ですがある程度落ち着けばもう一度姿を見つめ直し、そっとあなたに近づきました。そして、すやすやと眠って起きないあなたの頬を指で撫でた後に顔を赤く染めながら、...とても愛らしいのですが、心臓に悪いですと胸元の服を抑えて小さな声でそう呟きます。その後は目覚めるまで部屋の端にて待っていてくれますよ。