あの三兄弟には姉がいました！ (ページ9)

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「ほら選んでー」

し「…うん」

「なに落ち込んどんよ」

し「ねぇやんが…」

「あーもうはいはい。しょうのこと好きやで」

し「え!?」

「あーもううるさいてはよえらび」

機嫌とるために適当に言ったお姉ちゃんの一言。
お姉ちゃんの言葉はしょうくんにとっては薬よりも効く薬です。
一気に笑顔になりました。

し「ねぇやん大好き〜」

「あ、ちょもう引っ付くな」

し「え」

----拒否られてて草----

愛情表現しながら抱きつきに行くしょうくんを思いっきり引き離すお姉ちゃん。
このシーンは視聴者からも人気でした。

し「あ、俺これにしようかな」

「ん、カゴ入れて」

し「ねぇやん何選んどん」

「ん？すずとこうのぶん」

し「俺だけちゃうの！？」

「3人で編集してたんやから、3人ともや」

し「…」

「あたりまえやん」

し「俺もねぇやんに選んでもらいたい。」

「え、めんど()」

し「んんんやぁだおーれーもー!!」

「あーもう分かったうるさい黙ってくれ((」

皆さんこのシーン想像できますよね。
あの長男が子供になるシーンです。
人一倍声の音量がバグっているしょうくん。
さぞコンビニの中はうるさかったでしょう。

「よし、もう買うで？ええか？」

し「いいお」

「はいよ」

レジを済ましたあと、お姉ちゃんが手に持っていたレジ袋を何も言わずにサッと受け取るしょうくん。
(代わりにカメラを渡されたおねぇちゃん。)

「え、なに」

し「なにが」

「え、いやなんも無い」

さっきまで子供の真似をしていた弟が急に大人の男に見えてかっこいいと思ってしまったお姉ちゃん。
普通に照れて下を向きます。

し「え、なによ」

「なんもないて」

し「なんで下向くん」

空いている片手でお姉ちゃんのほっぺを掴んで無理やり顔を上げます。

し「え、顔あっか」

「うるさい。」

し「えーなんで顔赤いのかな？✨」

「しばくでほんまあんた」

----もうそろしぬぞ----

し「ほらはよかえんで」

「最初と立場逆になるんやめてや」

し「てことでね、俺たちのコンビニデートはこんな形でした」

「あー動画か忘れてたわ」

し「ま、楽しかったですねおねえさん」

「それなりにねー」

し「てことでまた次の動画も見てねん」

「いいとおもったらグッドボタンとチャンネル登録して欲しいな？」

し「なんか慣れた？」

「うるさいわ、それじゃ！またねーん」

そして、動画は切られました。