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そんなこんなでその日は弟くんたちと話したり、ゲームしたりして過ごした。




し「Aいつ帰るん?」



す「え、Aちゃん帰るん!?とまっていきーやー!」



こ「…うん。それがいいと思うで俺も。」



窓の外がだんだん暗くなってきたことを心配してしょうが私に尋ねる。


弟くんたちとも仲良くなれたから呼び方も "Aさん" から "Aちゃん" になった。


「んーいつ帰ろうかな、」


といって携帯を見ると、数字は18時を表示していた。



「あれ、もう18時や。帰ろうかな?」



す「Aちゃん泊まろ?な?」



し「すずはどんだけAのこと好きやねん笑」



こ「おにぃがいう?」



し「…こう?」



こ「あい、すいませーん」



「ありがとね笑でもこれ以上はお邪魔になるし帰ろうかな」



というと、キッチンで晩御飯を作っていたお母様と目があった。




母「おうちの方が大丈夫ならとまっていき?うちげは大丈夫やでなぁ」



「はい、ありがとうございます、でも今日は帰りますね」



母「そうかぁ、またおいでやー!しょう!駅まで送ったり!!」



というと、あたりまえやん?と言いながら立ち上がる。





し「ほら行くでー」



「ありがとね」



し「全然ええよ!」



と言いながら玄関までの階段をおりる。




す「おにぃ…僕も行きたい」



と上からちらっと覗いてくるすずくん。



こ「あかんですず。これからおにぃはデートや「こう?」



またしょうが食い気味に名前を呼ぶ。



こ「ひぃ、こわこわ。ほらすずかえんでー」



す「うーん…また来てな!?」



「うん笑またすずくんに会いに来るでなー」



というと、こうくんが小さくこういった。



こ「…俺は?」



(え、なにめっちゃかわいい)



あのツンデレのこうくんがこう来るとは思っておらず、とても可愛いと思ってしまった。



「もちろんこうくんも!また来るなぁ」



というと満足気な顔をした。



し「ほら電車もあるしはよ行こ」



「そやな。お母さんお邪魔しましたー!!!」



と叫ぶと、上から姿は見えないものの また来てやー と声がした。



す、こ「「バイバイ」」



と上から手をふる弟組。

手を振り返すと、しょうが玄関を開けてくれて通してくれた。

こういうところ男らしいな、なんて思いながら家の外に出る。



し「ほらいこ」



と言って、私より数歩先をあるくしょう。


中学生のくせに少し広めの肩幅にときめいていた午後18時15分。

帰り道→←.



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設定タグ:すずしょうと , しょう , YouTuber   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:とちもち | 作成日時:2022年11月20日 19時

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