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し「そんなちっちゃい頃のこと思い出さんで」



「嫌や。あん時のしょうめっちゃかわいいもん。」



し「うわぁ、かっこいいがいい。」



「ふーん」



し「いやそこ言うてくれる流れちゃうんけ」




泣いててもツッコミは欠かさずするしょう。


さすが生粋の大阪人。




くっついていた体を話すと、しょうは自分の袖で涙を拭うと私の顔をじっと見つめる。




し「なぁ、A」



「ん?」



し「俺、ずっとAのこと好きやで」



「うん、」



し「ちっちゃい時から、ずっと。今もずっと、大好きや」



「うん」



し「…Aは?」



「私も…大好きや」



し「…俺と付き合ってくれませんか」



「喜んで」



し「もう離れていかないで」



「もう離れない。約束する」





そう言うと、もう一度抱きしめられた。




長年の想いがやっと報われたこの日を私はずっと忘れない。



2人の思いが繋がった後、控え室に戻る。




し「久々すぎてめっちゃ話し込んじゃったわ」



す「おにいだけずるい!」



「すずくん…かっこよなったな」



す「え、ほんま!?」



というと、私の横に来て もっと褒めて とでも言うように私を見つめる。



「うん、かっこいいかっこいい」



こ「いや、言わされとるやん」



す「そんなことないし!な?」



「ほんまにかっこいいよ」



す「ほらな?てかそんなこというあんちゃんもAちゃんにかっこいい言われてた時、鼻の下伸びてたやんけ」



こ「は!伸びてないわ」



す「伸びてたし」



し「まぁ、お兄ちゃんが1番かっこよかったけどな?」



こ、す、A「…」



し「え、なんでAも黙るんよ」



「「「…」」」



し「ほんでなんでそのノリについていけるん?」



す「ま、そゆことやからな」



こ「ちょ、すず話は終わってないて」




昔と変わらないこのわちゃわちゃ感。


安心する。




し「ほんまうるさてごめんな。」


「ううん、楽しかったで。」




どこかでしたことがあるようなこの会話。

昔を思い出す。




し「なんか、こんな会話したことある?」



「え、わたしも同じことおもってた」



し「意思疎通笑笑」




未だに弟組は言い合いをしている。

と思ったら、自分宛のプレゼントを開封して個数を競い合ってまた騒ぐ。




母「もう、あんたらうるさいて」




お母さんがずっと騒ぐ2人の間に入る。


すると、すぐにシーンとなる2人。


これもどっかで見たような光景。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:とちもち | 作成日時:2022年11月20日 19時

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