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第二十一話 ページ22

唐突(とうとつ)な俺の告白に、涙で潤んだ目をした彼女の顔がカアッと赤く染まる。



ああ、そんな顔をするからもう俺の理性の糸はどこかへいってしまったみたいだ。



本当に止まらない。



「ゆ、幸村くん…冗談やめてよ」


「ふふっ、冗談なんかじゃないよ?俺は君のことが好きなんだ」


「で、でも、私幸村くんのことまだ全然知らないし…」


「分からないから怖いの?じゃあ、俺が教えてあげるよ」



座り込んでいる彼女の手をぐいっと引っ張り引き寄せる。



彼女の後頭部(こうとうぶ)に手を添え柔らかな髪を撫でると、そのまま深くキスをした。



「……?!」



あまりに突然の出来事に目を見開いたまま固まるAさん。



抵抗をしない彼女を見るとなんだか妙な優越感(ゆうえつかん)がわいてきて、俺は角度を何度も何度も変えて好きなようにAさんの柔らかな唇を味わった。



頬に手を添えると陶器(とうき)のようにすべすべで、真っ白。



だんだん羽のない純粋な天使を汚しているような気分になってきてさらに高揚感(こうようかん)が増す。



しばらくすると、あまりにも長い口付けに彼女が酸欠になってしまったようで体から力が抜けてくる。



そんなAさんを支えながら、俺はゆっくりと唇を離した。

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夢美 - お久しぶりです!更新頑張って下さい。 (2015年8月13日 11時) (レス) id: 03695d7311 (このIDを非表示/違反報告)
幸村さら - ゆっきーの強引な感じ最高です(//∇//)キャー!!続きも楽しみにしています(*`・ω・*)ゞ (2015年8月10日 13時) (レス) id: a3f591967a (このIDを非表示/違反報告)
★桜紫煌龍☆ - いえいえ。それほどでも、あるかな← (2015年7月27日 16時) (レス) id: ad2551042f (このIDを非表示/違反報告)
サボテンの花(プロフ) - ★桜紫煌龍☆さん» 分かりました、では設定追加することに致します。貴重なご意見ありがとうございました^ ^ (2015年7月27日 16時) (レス) id: c8a8a442e9 (このIDを非表示/違反報告)
★桜紫煌龍☆ - 私、いろいろな作品(小説)見てますけど、ほとんど設定があるので、書いたほうがいいと思いますよ。 (2015年7月27日 16時) (レス) id: ad2551042f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サボテンの花 | 作成日時:2015年7月15日 15時

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