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準備が終わると…
試合は始まって、よく知りもしない野球は
段々ルールが分かってきて…見ていて面白くなった。
.
たまにまーくんのチームメイトの人が
私が分からないルールを優しく説明してくれる。
全部にへーって思ってたら
いつの間にか試合は中盤まで来てて
すごく接戦だった。
.
雅「うわーどうだろうな」
「勝てそう？」
雅「んー次で決まるかな」
そう言った次の打席は
まーくんたちの攻撃だったけど
フライになっちゃって…外野選手のミットに綺麗に収まっていった。
.
結局、試合はまーくんたちのチームが2点差で負けちゃって
泥だらけになったチームメイトの人たちが
全員ベンチに戻ってくる。
「お疲れ様です」
雅「惜しかったなー!!」
「だね…でも、凄くカッコ良かったよ」
雅「ありがとう」
鮮やかなグリーンのタオルで
髪の毛とか頬に流れ落ちる汗を拭くまーくんの姿は
家では見られない、初めて見るまーくんで
大きくイメージが変わったかも。
雅「試合後の片付けコッチだからさ…ちょっと待っててくれる？」
「うん。分かった」
.
来た時に潤先輩のチームがやってたことを
今度はまーくんのチームがやる。
手伝おうとしたけど…“座ってていいから”って
全員に言われちゃって
何もするコトがなく、ただベンチで皆の姿を眺めてた。
.
『お疲れ様』
「潤先輩!!」
潤「どうだった野球は？」
「こんなに面白いって知らなかったです(笑)」
潤「それは良かった(笑)」
いつもならセットしてる髪が…
くしゃくしゃになってて、高校の時の潤先輩が目の前に立ってるような
そんな不思議な感覚に襲われた。
ゆっくり隣に座る潤先輩からは
高校の時から変わらないシトラスのような
スッキリした香り。
.
潤「もしかして……まだ付き合ってないの？」
「え？」
潤「ニノと」
「……そんな簡単に付き合えないですよ」
潤「どうして？」
1つ上なのに…ずっとずっと大人の考えを持ってる潤先輩に
全てを話すのは少しだけ怖かった。
.
「どっちも好き……なんだと思います」
潤「決められないなら、どっちも選ばないってコト？」
「はい」
潤「でもさ…」
.
潤「逆に行ってみないとどっちがいいかなんて、分かんないんじゃない？」
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flower☆rain☆ - はい(笑)ぜひ投票させていただきますね (2014年12月7日 17時) (
レス) id: 2975b49f92 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - flower☆rain☆さん» 応援して下さっているので、本当に感謝しています!!終わりまで楽しんでいただけるように努力します!!次回作の投票よろしかったら、どうぞ(笑) (2014年12月7日 15時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
flower☆rain☆ - そろそろこの作品終わっちゃうんですか…悲しいです。でも次回作も楽しみにしていますよー。これからも頑張ってください (2014年12月4日 18時) (レス) id: 2975b49f92 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - #poppoさん» 読んでいただきありがとうございます。尊敬なんて…そんな。読みやすいと言っていただけて本当に嬉しいです!!ありがとうございます!! (2014年11月30日 20時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - いっこんさん» 読んでいただけてありがとうございます。幸せになる準備できてるんですね？(笑) じゃあ…ここからエンジン全開でお話書かせて頂きます!! (2014年11月30日 20時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年10月19日 20時
