-74- Mside ページ14
ずっと優しい言葉をかけて
ティッシュを渡し続けたけど
Aちゃんは聞いてるのか分からなくて…
いつの日かと同じように疲れたように寝てて
俺の肩に2人の男から好意を寄せられてる可愛い顔があった。
.
和「ただいまー……」
雅「あ、いや、違うかんね!!」
和「分かってるよ。また泣いたんだろ？」
雅「あ……うん」
まだAの顔も見てないのに…
寝てる姿だけで、Aが寝てるコトを当てるニノは
一瞬だけ切なそうな顔をした。
和「相葉さん、ちょっと手伝って」
俺にもたれかかってたAちゃんの体に腕を回して
大切そうに抱き上げて…
俺がドアを開けたAちゃんの部屋に入って
優しくベットに下ろしてた。
後ろで待ってる俺の存在なんか忘れたように
優しくAちゃんのコトを撫でて
おでこに軽いキスを落としてる。
和「見てんじゃねーよ(笑)」
雅「俺ずっといたし(笑)」
和「フツーは見ないでしょうが(笑)」
雅「だって…目の前でやってくれたから」
“ホントに変人だよな”とか言われながら
ニノと一緒にリビングに入って
ソファに腰を下ろす。
.
和「俺ってさ……アイツにとって負担？」
雅「え？なんで？」
和「あんなに泣かせたことないからねぇ」
雅「今は悩むことが大きいからじゃない？」
和「でもさ…それの一因に俺がいるわけでしょ？」
雅「……そうだけど」
和「それならさ…」
“俺が手を引けば、アイツも楽かなって思うんだよね”なんて
軽く笑って口にしたニノの言葉は
とても重くて、本気の言葉に聞こえた。
.
雅「それじゃ…ニノが我慢するコトになるじゃん!!」
和「慣れてますからね(笑)」
雅「でも、せっかくココまで…」
和「好きなヤツがあんなんになっても嬉しくなんかないでしょ？」
自分のせいでAちゃんが泣くことをニノは望んでなくて
そのためなら自分が身を引いてもいいんだ。
でも…俺は違うと思うよ。
だって…好きってそういうコトでしょ？
人を好きになるのは、苦しいって気持ちが付いてくるものだと俺は思う。
.
雅「諦めないでいなよ」
和「なんで？(笑)」
雅「俺はニノとAちゃんはいいと思うから」
和「翔さんのコト見てから言いなさいよ(笑)」
翔くんなんか知らないけど、ニノの方が絶対にいいと思ってるよ。
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flower☆rain☆ - はい(笑)ぜひ投票させていただきますね (2014年12月7日 17時) (
レス) id: 2975b49f92 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - flower☆rain☆さん» 応援して下さっているので、本当に感謝しています!!終わりまで楽しんでいただけるように努力します!!次回作の投票よろしかったら、どうぞ(笑) (2014年12月7日 15時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
flower☆rain☆ - そろそろこの作品終わっちゃうんですか…悲しいです。でも次回作も楽しみにしていますよー。これからも頑張ってください (2014年12月4日 18時) (レス) id: 2975b49f92 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - #poppoさん» 読んでいただきありがとうございます。尊敬なんて…そんな。読みやすいと言っていただけて本当に嬉しいです!!ありがとうございます!! (2014年11月30日 20時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - いっこんさん» 読んでいただけてありがとうございます。幸せになる準備できてるんですね？(笑) じゃあ…ここからエンジン全開でお話書かせて頂きます!! (2014年11月30日 20時) (レス) id: 29b84eed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年10月19日 20時
