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カズからのメールに返信して…
携帯をしまうと、食べ終わって満足そうにしてる翔くんに見つめられる。
翔「今日、勉強教えようか？」
「え？今日？(笑)」
翔「うん。ちょうど家空いてるんだよね」
翔くんから何度か誘われたコトがある…翔くんの家。
実家なんだけど…翔くんのご両親は偉い人だから
兄弟しかいないコトが多かった。
だから…1回だけ行ったの。
“弟と妹いるけど気にしないで”ってぎこちなく笑った翔くんに
緊張しながらついて行ったの覚えてる。
弟くんも妹ちゃんも礼儀正しくて…
私の方がマナーないんじゃないかな？って不安になったくらい。
翔「前1回来た以来じゃん？」
「うん…そうだね」
そう。
あの日以来、翔くんの家に行ってない。
だって…あの日は翔くんの家でご飯も食べて
夜が遅くなっちゃったんだけど。
ほろ酔い状態だった私は気分が良くなって
“遅かったじゃん”って心配そうな顔してるカズに
『今日はねー、翔くんの家に行ってきたの』
和『は？』
カズの心配そうな顔が一気に怖い顔になったのを覚えてる。
“お前バカじゃねぇの!!のこのこ家に入ってんじゃねーよ”って
凄い怒られた。
なんか、それに私もムカついちゃって
“2人っきりじゃないもん!!翔くんの兄弟もいたんだから”って
ケンカを買った。
“今日は運が良かったのかもな。でも、誰もいない時に絶対入んなよ”
その言葉を最後にしばらく口をきかないっていう
大げんかになっちゃったんだよね。
あの時から…翔くんの誘いは迷う。
翔くんは、そんな軽い男じゃないし…
って分かってるのに、カズの怒る顔がチラつく。
翔「A？」
「え…あーうん。でも、今日は用事があって」
翔「バイト？」
「うん。朝、代わってって言われちゃって。ゴメンね」
翔「いいよ。また、今度ね」
「分かった」
こうやって…いつもカズが優先になっちゃうんだよ。
バイトなんて真っ赤なウソ。
カズとの晩御飯のために帰るんだから
目の前の翔くんへの罪悪感は消えない。
翔「じゃあ…午後の授業行きますか？」
「うん」
翔「次、どこ？」
「203教室」
翔「じゃあ、送ってくよ」
こんな私に翔くんは怒るコトなんて1度もない。
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
