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通勤ラッシュと重なる時間の電車は…
もう人で溢れかえってて。
乗るのも大変だし、乗ってからも押しつぶされないように身を守るのが大変。
でも…
翔「大丈夫？」
「うん。ありがと」
翔「あと2駅だから」
私をドアの近くに立たせてくれて…
翔くんが他の人から私を守るように立ってくれる。
こんなに優しくて、私を大切にしてくれる人に
隠してることがあると思うと心が痛む。
でも…自分の恋人が男と住んでるなんて知ったら
もっと残酷だなと思うから。
大学では…カズと私は友達っていうだけだし。
私たちのルームシェアを知ってるのは
大学でただ1人だけだから…。
今の所バレる心配はない。
翔「ほら、降りるよ」
「あ、うん」
こうやって、さりげなく手を繋いでリードしてくれるところも
今の私は大好きで…
たくさんの人に羨ましがられるのも、ちょっと嬉しかったりする。
大学ではカッコイイって有名な翔くんだから
教室に行くまでも、女のコ達が少しだけざわつく。
『お、また夫婦で登校かよ(笑)』
翔「まだ夫婦じゃないっつーの(笑)」
『ちゃんと授業受けろよ』
翔「お前こそ(笑)」
翔くんの友達にからかわれながら…
2人で一緒の席に座る。
翔くんとは授業が一緒になるように組んだから
今日は結構授業が被る。
鐘が鳴ると同時に教授が入ってきて…
1限目の授業が始まる。
かなり難しい言葉を使いながら、話す教授だから
教科書を行ったり来たりしながら
私は授業を受けてるのに。
翔くんはサラサラとノートに言葉を書き留めてる。
「分かるの？」
翔「え？あー、まぁ。ある程度はね(笑)」
「凄いなぁ」
翔「そんなコトないでしょ(笑)」
「ううん。私なんて全然分かんないから、ついていけてないもん」
翔「じゃあ、今度教えようか？」
“ほら、カフェとかでさ。どう？”って目が優しく微笑んで
釣られるように“うん”って頷いた。
翔「良い返事(笑)」
「もう笑ってるじゃん//」
翔「いや、可愛いなぁと思って」
いっつも、翔くんはこういうコトをさらっと口にする。
私はそのたびにドキドキして…
そのたびに恋してる。
翔「また赤くなっちゃって(笑)」
でも…良い関係は長く続かない。
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
