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レストランを出てから…
ずっと手を繋ぎながら歩いて“ココのバーがいいと思うんだけど”って
連れて来られて驚きを隠せなかった。
「…ココ？」
翔「うん。あれ…なんかダメ？」
「ううん」
翔「前から1回来てみたくてさ、来るならAとかなって思ってて」
繋がれた手を引かれて入るお店の中は…
今までいっぱい見てきたコトがある。
だって…ほらね。
“あっ”って顔されちゃった。
でも……翔くんはそれに気づいてなくて、良かったと思う自分がどこか嫌だった。
智「いらっしゃいませ」
翔「席は…」
智「空いてるトコで好きなトコどーぞ」
翔「じゃあ…アッチにする？」
「…うん」
“翔ちゃん？それが翔ちゃん？”って私に目で訴えてくる智さんは
少し大げさで笑いそうになったけど…
翔くんにバレないように小さく、うんって頷いた。
翔くんが選んだ席は…こないだの会社員のカップルが座ってた
このお店では、カップルの指定席のテーブル席。
私たちが座ったのを見て、メニューとおしぼりを智さんが運んできて
“どれにする？”って翔くんに言われたけど
ここのは強いの以外は、全部カズと呑んでて…
「翔くん決めていいよ」
翔「じゃあ…コレとコレ」
智「ありがとーございます」
智さんにメニューを持って行かれて…
なんとなく目で追っちゃう。
でも…翔くんの“この後さ”って言うカズとは違う声が
いつもの空間でも、私を違うんだよって呼び戻す。
「何？」
翔「どうする？」
「え？」
翔「だから…そのー。家でいいの？」
「あ…そのコトか//」
なかなか気づかない私に
“いや…うん。なんか、ゴメン”って翔くんまでが照れちゃって。
どことなく話をしづからったけど…
“でも、やっぱり家は緊張するから”って言った時に
タイミングを合わせてきたのか、智さんがカクテルを置いて行った。
翔「おーうまそう」
「ね。綺麗だし」
翔「じゃあ…ホテルでいいのかな？」
「…うん//」
翔「分かった」
それから…今日、3度目のグラスが合わさる音。
口に入れたカクテルは、前に呑んだことがあるのに
どこか味が違う気がした。
説明はできないけど…もっと強い味になってる。
翔「どうした？」
「ううん…何でもない」
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
