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赤ワインは変わらずに…
前菜に始まって、メインとかがどんどん運ばれてきた。
目でも楽しめるし…味もおいしいんだけど
翔くんの一目惚れってコトは信じられなくて
いつも食べながらチラチラと翔くんの顔を覗いて…
こんなにカッコよくて、頭もよくて
お家もちゃんとしてる人が
パッとしない私に一目惚れなんてってずっと思ってた。
翔「Aは？」
「え？」
翔「俺とどうして付き合ったの？」
「…え。あ、その」
チキンソテーを切ってたナイフを置いて
ワイングラスを傾ける翔くんが私を見つめる。
“あのさ…そろそろ付き合ってもよくない？俺ら”って
3度目のデートの最後に言われた。
ちょうど綺麗なクリスマスツリーの前だったな。
翔くんの大好きな横浜のマリーナにあった。
「翔くんに…その、言われて。付き合ってもいいなって思ったの」
翔「あれ？もしかして、俺のコト好きじゃなかった？(笑)」
「ううん。そういうコトじゃなくて…信じられなかったの」
翔「どういうこと？(笑)」
「だから、翔くんってモテるのに。こんなに普通の私を好きなのかな？って」
“ホントは遊ばれてるだけだと思ってたの”なんて口にしちゃったら
翔くんは嘘だろって本当に驚いた顔をして
“俺ってそんなにチャラそう？(笑)”って不安そうに眉毛を八の字にして
私の顔を覗きこむ。
「チャラいっていうか…いくらでも選べるからさ」
翔「だから、Aを選んだんだけどな？」
さっきまで笑ってた声のトーンがいきなり真剣になると
どうしていいのか分からなくなる。
きっと翔くんは今も私を見つめてるんだけど
そんなコト言われたら恥ずかしくて
グラスの残りのワインを口の中に流しこんだ。
翔「いくね(笑)」
「だって…翔くんが変なコト言うから//」
翔「本当のことだけどね」
「…恥ずかしくなるからっ//」
翔「だって……ちゃんと好きって伝えなきゃ、分かってないみたいだから」
「もー……分かった//」
翔くんの言葉に耐えられない私を…少しだけ笑ってから
“ねぇ…”って優しい声で話しかけてくれる。
「…ん？」
翔「今日さ…家に誰もいないんだけど」
「…うん」
翔「っていうか…嫌だったらさ、ホテルでもいいんだけど明日まで一緒にいたいんだよね」
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
