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翔「ゴメン。遅くなって」
「ううん。こっちこそ急にゴメンね」
翔「いいよ。Aから誘ってくれるなんて珍しいから」
5分の遅刻なのに、私のために走ってきてくれて
急な誘いだったのに…
嫌な顔しないで、私をリードしようと手を繋いでくれる。
でも…そんな翔くんと会うと
罪悪感が付いてくるようになったのは、最近だと思う。
翔「イタリアンでいいんだよね？」
「うん。翔くんオススメの」
翔「りょーかい(笑)」
並んで歩いてると…通りすがりの高校生とか
OLさんとか…
皆が翔くんのコトを見て、一目惚れしてるの。
それから…繋がれた私たちの手を見て
“あー彼女いるよね”って顔をする。
その時に、私はいつも翔くんの彼女なんだって自覚するの。
翔「今日は呑もうか？」
「いつも呑んでるじゃん(笑)」
翔「俺はね(笑)…A、あんまり呑まないからさ」
「だって…すぐに顔赤くなっちゃうから」
翔「今日は俺がいるから大丈夫」
「恥ずかしいよ//」
翔「そんなコトないでしょ(笑)」
ホントは赤くなるのなんて遅いよ。
でも……ダメだね。
またカズに言われた“男といる時に、いつものペースで呑むなよ。ばーか”
この言葉を思い出しちゃうんだもん。
そんな思いも…“ほら、ココだよ”って翔くんが指さした
オシャレなお店に入ったら
もう緊張で何も考えられなくなる。
「大人の人がいっぱいだね」
翔「そうだね。ちょっと大人向けかも」
周りは会社員のカップルとか…OLさんとかばっかりで
私服で若い私たちは…お店の中で少しだけ目立つ。
緊張してる私の手を離さないで
店員さんに案内された席に翔くんが行くと…
窓際の一番景色が綺麗な席だった。
景色に目を奪われてると、店員さんが持ってた銀色のプレートに目が行った。
「翔くん……予約してくれたの？」
翔「え？バレちゃった？(笑)」
「どうしよう……こんな良い席」
翔「たまには、こういうデートもいいでしょ？」
「もっとオシャレな服着たのに」
翔「いつもオシャレだよ」
今日は白いシャツ着てよかった。
ちょっと翔くんとお揃いみたいになっちゃったけど…
こんな夜景の見えるレストランに来るのに、恥ずかしくはないと思う。
『ワインでございます』
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
