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いつも以上の煙草の多さに心配したのに
“なんつー顔してんの”って私を笑って
灰皿を流しに片付けて、お風呂場に消えていった。
静かな部屋にシャワーの音が響いて
その音を聞いてると…カズが心配になるから
お酒を抜くために水を用意して、一人でテレビの前のソファに座った。
画面の中では芸人さん達が大笑いしてるのに
シャワーが止まった音を私の耳はキャッチしてて
カズが出てくるのを知らないフリするのが難しい。
和「起きてたの？」
「え？…うん。勝手に寝たら悪いから」
和「今更、気にするコトねーのに(笑)」
「じゃあ……寝よっかな」
“あーちょっと待って”ってソファから立ち上がろうとした私を引き止めて
カズがタオルで髪の毛を拭きながら
私の隣りに座って…
私の飲みかけの水を一気に飲んだ。
濡れた髪に…私の飲みものを飲むことなんて何度もあったのに
何故か心臓が速い。
有りえないくらいドキドキしてる。
和「あのさ…」
「…ん？」
和「明日の夜、出かけてもいい？」
「ってコトは……ご飯は別？」
和「そ。ほら、翔ちゃんとの埋め合わせとかしてくりゃいいじゃん」
「あー……そうだね」
和「俺、遅くなるかもしれないから」
「分かった」
カズは私の門限を決めてる。
絶対に12時までには帰ってこいっていつも言われる。
でも…明日はそれより遅くなるってこと。
こんな広い部屋に1人っていうのは、凄く寂しい。
だって…大きすぎるから。
2人でちょうどいい広さなのに。
でも、誰と行くの？なんて訊けないから
納得したように振舞って、ソファから立ち上がる。
和「寝るの？」
「…うん。明日、何時に起きるの？」
和「お前、起きたら起こして」
「分かった」
和「おやすみ」
「ん。おやすみ」
カズが飲みほした水のグラスを持って…
目の前を横切ろうとしたら
左手を引き止められた。
ソファに座ったままのカズと目が合って
いつもの冗談言うような目じゃなくて…真剣な顔だった。
和「翔ちゃんの家に行くのだけはダメだかんな」
「…分かってるって(笑)」
和「なんかあったら連絡しなさいよ」
「はーい(笑)」
握られた左手とカズの言葉に心臓が大きく鳴って
自分ではもう何が起きてるのか分からなかった。
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storm@japan(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!良かったら、続編もいらしてください。 (2014年9月25日 14時) (
レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - はじめまして。小説読ませていただきました。 (2014年9月25日 1時) (レス) id: 0d13d68851 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 和真さん» 初めまして!!二宮さんは難しい男です(笑)櫻井さんは攻めてますからね。難しい展開が多くなると思いますが、ドキドキさせられるように頑張ります!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - みうさん» 返すの遅くなりました!!時間を見つけて、行かせて頂きますね♪ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - 初めましてッ、同居人の二宮さんがヤキモチ宮さんですね。しかも、櫻井くんが意外と獣しくて、ニノさん嫉妬の5着信と同じくらいドキドキしてます。更新応援してます！ (2014年9月23日 23時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年9月2日 14時
