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でも…たとえ皆に褒められたとしても
フワフワのワンピースドレスは恥ずかしくて。
衣装担当のコに何度も普通のに替えてくれないかお願いしたけど
替えられなくて。
そのまま…文化祭のための内装準備に人数が何人も必要になって
私1人のために“衣装変えて”なんて言えなくなって。
今日、本番を迎えてる。
雅「何？まだ気にしてんの？」
「だって…恥ずかしいじゃん//」
和「似合ってるから大丈夫だって言ってるでしょうが」
「違うの…そうじゃなくて……いや、そうなんだけど」
雅「何しどろもどろになってるの(笑)」
似合ってるどうこうよりも…
これを着たまま知らない誰かと写真を撮るのは不安だし
まだ……櫻井くんに言ってない。
こんな衣装を着てるなんて。
和「翔さんとは午後から回るんでしょ？」
「…うん。そういう約束」
雅「じゃあ、Aは自動的に午前中だね」
「ありがと」
和「じゃあ、俺も午前にしてもらっていい？」
雅「いいけど…なんか約束？」
和「まーそんなもん」
雅「分かった。俺ともう一人が午後だね」
「うん。よろしくね」
雅「じゃあ…お先に回ってきまーす(笑)」
ウチのクラスは完全に2つのシフトだから…
相葉ちゃんと同じように、だんだんクラスから人が消えて
文化祭開始5分前には皆持ち場についてた。
「はぁー、緊張する」
和「別に…写真なんてそんな来ねぇよ」
「私にはね。ニノにはいっぱいくるよ」
和「だって…4枚で150円はぼってるだろ(笑)」
「衣装代と印刷代でしょ？」
和「それなりにお金かけちゃったって訳ね」
「たぶん」
こうやって…私たちが話してる間に
いつの間にか開始のチャイムが鳴ってて。
“2人とも中に入ってて”って写真撮影する場所の後ろに作られた
カーテンで仕切られた狭い場所に押し込められた。
「せまっ…」
和「写真撮影のために、あんなに場所取るからだよ」
「こんなトコでずーっと待つのかな？」
和「さぁ？お客次第じゃない？」
狭いスペースでは2人座るのが精一杯で…
私の隣りにニノが座った。
“あっつ”って言いながらワイシャツの裾をパタパタしてる。
執事の恰好は私よりずっと暑いと思うな。
『お客さん来たよ!!』
「えっ!?」
和「どっち？」
『どっちも!!』
こうやって…私の文化祭は始まった。
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陽加(プロフ) - storm@japanさん» 是非、宜しくお願いします。わがままを聞いてくださり有難うございます。首を長くして待ってます。 (2014年9月1日 16時) (
レス) id: 4a29d68bb3 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 苺だいふくさん» ありがとうございます!!キュンキュンしてくれましたか!?本当に嬉しいです。ただいま、次回作足場を固めておりますので、もう少々お待ち下さい(笑) (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!!メインキャラクターは違いますが、次回もお待ちしてますね (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 陽加さん» ありがとうございます!!満足していただけるお話を思いついたら、短編としてあげたいと思います。 (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - ShoRinさん» ありがとうございました!!コメントが応援になってました。終わってしまいましたが、満足してもらえてると嬉しいです(笑) (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年7月10日 17時
