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近くのお店を回って…
いらない段ボールをもらった。
櫻井くんはスーパーのおばさんに気に入られちゃって
わざわざいくつか開けてもらって…
自転車の後ろは段ボールがいっぱい乗ってる。
翔「わざわざ押えてくれてありがとね」
「ううん。ウチのクラスの分もやってくれてるし」
翔「ちょっともらいすぎちゃったかもしれないけどね(笑)」
「そうだね(笑)」
私たちを夏の太陽が照りつける中…
来る時より2倍以上のスピードがかかってる。
私の首筋からの汗も止まらないし
櫻井くんのシャツは背中に少しシミが出来てた。
翔「あっつ」
「ね…汗が止まらない(笑)」
翔「プールとか入りたいね」
「もう…このままジャブーンっていけるかも(笑)」
翔「ビショビショになっちゃうけど…気持ちいだろうね」
櫻井くんが前を向いたまま話してても
笑ってくれてるのが分かる。
「櫻井くんのクラスは文化祭何するの？」
翔「ん？お化け屋敷(笑)」
「すごーい!!頑張るね」
翔「結構大変だけどね(笑)」
「私たちは写真館だから、そんなに準備ないんだよね」
翔「でも当日大変じゃん」
「ね。写真撮るの…ちょっとヤダ」
翔「可愛いから選ばれたんだよ」
「…そんなコトないからっ//」
翔「いや…絶対そうだって」
“可愛い”って言葉を目をみられながら言われるのって
こんなにドキドキするんだ。
もしかしたら…心臓が爆発しちゃうかもしれない。
しかも…絶対って言ってくれたよ。
どうしよう。
灼熱のアスファルトと同じくらい頬が熱い。
翔「あ…」
「ん？」
翔「あの…なんだっけ。先輩いるよ」
「潤先輩」
先に見えた校門に…潤先輩がクラスメイトの人たちと立ってて
私たちに気づいたようにコッチを見た。
一瞬悲しい顔したように見えたけど…
すぐに笑顔で手を振ってくれた。
翔「行っちゃったね」
「うん。受験で忙しくなるから…もうあんまり関わらないの」
翔「そうなの？」
「そうやって先輩に言われた」
翔「そっか。譲ってもらえたのかな」
櫻井くんの最後の言葉の意味が分からなくて
譲るって何を？って思ったけど。
後ろを振り返るコトなく、そのまま校門を櫻井くんが抜けた。
翔「先に段ボール下ろそうか？」
「うん。ココで待ってればいい？」
翔「待ってて」
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陽加(プロフ) - storm@japanさん» 是非、宜しくお願いします。わがままを聞いてくださり有難うございます。首を長くして待ってます。 (2014年9月1日 16時) (
レス) id: 4a29d68bb3 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 苺だいふくさん» ありがとうございます!!キュンキュンしてくれましたか!?本当に嬉しいです。ただいま、次回作足場を固めておりますので、もう少々お待ち下さい(笑) (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!!メインキャラクターは違いますが、次回もお待ちしてますね (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - 陽加さん» ありがとうございます!!満足していただけるお話を思いついたら、短編としてあげたいと思います。 (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
storm@japan(プロフ) - ShoRinさん» ありがとうございました!!コメントが応援になってました。終わってしまいましたが、満足してもらえてると嬉しいです(笑) (2014年9月1日 11時) (レス) id: 69dd2d3d29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2014年7月10日 17時
