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今日の潤さんとの飲み会は…
初めて私のお勧めの店になったから
潤さんに合ってるか心配だったけど
割と楽しんでくれてるみたい。
潤「んーうまい」
「本当ですか？私も大好きなんです。これ」
潤「マジ？一緒じゃん(笑)」
「ですね(笑)」
なんか…自分がよく行く店だからなのか
いつもよりペースが速かったみたいで
ちょっと体に酔いが回り始めた。
.
最後に頼んだデザートが運ばれてきたときに
潤さんが少し真面目な口調で
私の心臓を止めるようなことを言った。
潤「あのさ…好きな人ってどんな人？」
「え……私のですか？」
潤「ごめん。翔くんからちょっと聞いちゃってさ」
「いや……そうですね。どんな人？」
潤「うん」
「一緒にいて一番ﾄﾞｷﾄﾞｷする人…ですかね？//」
潤「ﾄﾞｷﾄﾞｷする人かぁ」
「はい//」
あんみつを口に運びながら…
ふーんって言った潤さん。
何を考えてるんだろう？ってﾎﾞｰｯと思ってたのに
潤さんの次の言葉に
最も痛い所を突かれた。
.
潤「どうして付き合わないの？」
「……なんでそんな事」
潤「あ…嫌だったらごめん」
“でも…酔った時に、よくその人の話してて…幸せそうだったからさ”
って…私そんな事話してたの？
初回も含め…何回か記憶がない時があるから
絶対言ってないなんて自信ない。
こんな時に…そういう自分の醜態を言われると
顔が一気に真っ赤になって
その私を見て潤さんがカッコよく笑ったの。
潤「その感じじゃ…うまくいきそうってとこ？(笑)」
「どう……ですかね？」
潤「なんで？幸せそうだよ」
「幸せは…幸せだと思います」
結局…あの日に智が他の女の人とキスをしてるのを見て
この想いが消え去ることはなくて
日に日に…疑うよりも信じようって気持ちが自分の中で強くなってる。
もちろん…連絡は待ってる。
待ってるけど……それよりも待ってるのは
「なんか…言葉を待っちゃってるんですよね」
潤「言葉？」
「好きって言ってくれてるんですけど、付き合おうって言われてなくて」
潤「……そうなんだ」
「ずっと…ずっと……いつ言ってくれるのかなって待っちゃって(笑)」
我儘だと思われるかもしれないけど…
私はずっと智からの“言葉”を待ってる。
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作者名：storm@japan
| 作成日時：2015年3月20日 12時
