2.でぇーっかく あなたside ページ2
｢では、行きましょう！｣
賑やかな雰囲気に笑みを浮かべた星さんは、パンと手を叩いて話を切り替える。3匹はお互いに目を見合ってから頷き、賑やかな雰囲気を帯びたまま外へ出て行った。
｢あぁ、歓迎パーティーですよ。あるお店に予約をしていてですね。
キャリーバッグなどは適当に置いておいて下さい。｣
状況が理解出来ていない私に星さんが解説をしてくれる。ずっと握りしめていたキャリーバッグの置き場所についても触れてくれた。
｢徒歩で少し時間がかかりますが、彼らと話しながら行けばあっという間ですよ。｣
変わらないにこやかな笑みの星さんがドアを開けてくれる。話し声からしてあの3匹がいる
ｰｰｰと思ったら、そこにいたの3人だった。
｢……あれ？｣
言葉のまま、擬人化。後ろ姿だけでも誰が誰かわかるけれど……。
｢あそこのご飯美味しいんだよ！｣
モンジュウロウさんだと思われる全体的にピンクの女性がこちらに気付くと、目を輝かせて話しかけてくれる。どんなお店なのか、というのが人の姿になった彼らよりも気になった私がいた。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
｢あの……星さん。｣
｢はい？ 何でしょうか。｣
ドニマルさん、モンジュウロウさん、コスモフさんの順に並ぶ3人の後ろに星さんと私で横になって進む。
｢あの3人はあの3匹……ですよね？｣
少しどころじゃない、おかしな文章に自分でも謎に思う。星さんは1度固まった後に、理解してくれた様であ、あぁと何度も頷いた。
｢えぇ、彼らですよ。
あの3匹は人の姿にもなれるんです。それにモンジュウロウはハリウッドモードと言って、モンジュウロウ･ハリウッドモードに変化出来るんです。こう、でぇーっかく。｣
星さんはハリウッドモードのモンジュウロウさんを表しているのか、手を大きく上に上げる。どういう感じなのか、見てみたい。
｢でぇーっかく、ですか。｣
｢でぇーっかく、です。｣
こんな感じ？と星さんに続いて手を大きく上げる私。もう随分歩いたのでは、と思いながらそんなことをしていた。
｢着いたよ星P！ Aさん！｣
ドニマルさんが突然振り返って星さんの腕を掴む。もう片方の手は、そのお店を指していた。
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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魁星��(プロフ) - コスモさん» ありがとうございます…！ 凄くありがたいお言葉です…モチベ鰻登りです……！ 更新大変遅れてしまいましたが、これからもよろしくお願いします (2019年8月29日 22時) (
レス) id: 1265634120 (このIDを非表示/違反報告)
コスモ(プロフ) - 星プロの小説なんて…。センスが良すぎて星プロデューサーやキャラクター達の声が聞こえてくるようでとても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2019年3月16日 17時) (レス) id: d105e9c315 (このIDを非表示/違反報告)
魁星��(プロフ) - 惑星ワタシさん» 温かいコメントありがとうございます！！ YouTubeやTwitterでも追っかけているうちに書こうと思ったので！笑 これからも頑張って更新していきますので、よろしくお願いします！！ (2019年1月7日 22時) (レス) id: eb9267c2b0 (このIDを非表示/違反報告)
惑星ワタシ - まさか星プロの小説が読めるだなんて！あのCMシリーズすごく好きだったので嬉しいです！更新楽しみにしてますね！ (2019年1月7日 17時) (レス) id: fdb5af4bdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魁星�� | 作成日時：2019年1月7日 0時
