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「A 、 きて 」
休み時間になるなり紫耀くんが飛んできて私の腕を掴んで引っ張って廊下を歩くけど
紫耀くんの歩幅に合わせると私よりも長い脚のせいで私は走り気味になる 。
「 やっ 、 ねえ紫耀くん！痛いってば 」
私が何度訴えかけても紫耀くんは立ち止まってはくれなくて昨日の紫耀くんのように手が冷たい 。
「 離してよ！ 」
手を振り払って貴方を突き飛ばした 。
これ以上紫耀くんといると昨日せっかく静まった心がまた荒らされそうで 、 ぐちゃぐちゃになりそうだったの 。
「 今日の朝の男誰やねん 。 なんで帰ってこうへんかった 。 答えろや 」
いつものニコニコと笑っている紫耀くんからは想像がつかないくらい怖くて 、 涙が出そう 。
わたしが勇太にキスされた時の紫耀くんと一緒だ 。
「 紫耀くんには関係ない 」
「 関係ある 、 幼馴染やろ 」
「 そんなんだったら彼女の心配すればいいでしょバカ！あほ！ 」
紫耀くんはまだ何か言いたげだったけど私はこれ以上紫耀くんから聞く言葉なんてなにもない 。
私は間違ったこと言ってるなんて思ってない 。
幼馴染よりも彼女のことを優先するのは当たり前やろ？普通やろ？
私は紫耀くんの彼女でもなんでもないもん 。
自分で思ったことなのに自分で自分の首を絞めた 。
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夢羽(プロフ) - とても好きです!!更新頑張ってください！ (2017年1月17日 20時) (
レス) id: 8780097573 (このIDを非表示/違反報告)
由梨明(プロフ) - いいですね！平野君が、幼なじみの設定!!また、更新楽しみにしてます！ (2016年11月21日 11時) (レス) id: 13796ad0b8 (このIDを非表示/違反報告)
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