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関係ないでしょ 、 そう連絡を入れてまた画面を真っ暗にした 。
「 ジンから姫ちゃんどこって聞かれてるけど昨日のは２人の秘密のほうがええよな？ 」
黙って頷けばわかったと言って微笑む廉くん 。
こんな人を好きになれればよかったのになぁ 、 なんて自分で選んだ人なのに少し後悔して紫耀くんに申し訳なくなる 。
「 朝ごはんどうしよか 」
「 朝マックってやついってみたい 」
「 マクド行ったことないん？いこか 」
昨日持ってきておいた制服に腕を通そうとすると部屋を出て行った廉くん 。
昨日見られたからもう恥ずかしくはないけどそれは廉くんなりの優しさなのだろう 。
何時もの制服に手を掛けても部屋をノックしてくる紫耀くんがいないだけで全然違う世界 。
廉くんの部屋ってだけなのに 。
どうしてこんなに悲しくなるんだろう 。
人の温もりが欲しい 。紫耀じゃなくてもいい 。 いつもと違う温もりでもいいからわたしの寂しさを埋めて欲しいの 。
急いで制服に袖を通して 、 部屋のドアを開けて廉くんの広い背中に抱きついた 。
「 A？ どした？ 」
「 廉くんも離れていく？ 」
「 離れていくわけないやん 。 Aが嫌ってゆうまで一緒にいたるよ 」
そうやって向き合って抱きしめてくれるからすっごく温かいこの廉くんの胸にずっとおさまってたい 。
「 れんくん 、 その制服 … 」
「 あれ？言うてへんかった？おれ帝都高校 」
「 頭よかったんやな廉くんて 」
「 普通やて 。 てか廉くんって呼び方やめろや 、 廉でええやろ 」
そうやってまた笑うの 、 私だけを見て 。
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夢羽(プロフ) - とても好きです!!更新頑張ってください！ (2017年1月17日 20時) (
レス) id: 8780097573 (このIDを非表示/違反報告)
由梨明(プロフ) - いいですね！平野君が、幼なじみの設定!!また、更新楽しみにしてます！ (2016年11月21日 11時) (レス) id: 13796ad0b8 (このIDを非表示/違反報告)
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