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「はい、教えて」

「……だって、
隆二さんは大人だから、
私は家族としか温泉行ったことないけど
隆二さんは女の人と行ったこと絶対あるし、」



口を尖らせながらそう言うと、
隆二さんは目を見開いた。

次の瞬間とろけそうな笑みを浮かべて
軽くキスをしてくれる。



「もー……また可愛いこと言ってる。
なんでそんなに可愛いの?」

「可愛くないもん……」

「前言ったでしょ?
可愛いだけだから妬いてくれても全然いいって」



そう言って
隆二さんは私をぎゅーっと抱きしめた。



「まあ正直、行ったことあるけど」



その言葉に、泣きそうになる。

でもこんなことで泣きたくなくて、
隆二さんの胸に顔をこすりつけるようにすると
隆二さんが笑った気配がした。



「いいじゃん。
もうAとしか行かないんだから」

「……」

「昨日は猫ちゃんだったのに、
さっきはタコさんになってたね」



少し体を離した隆二さんが
私のくちびるをむにっとつまんで、
「可愛い」と顔を綻ばせる。

変顔をさせられたのが恥ずかしくて
隆二さんにしがみつくと、
またぎゅうっと抱きしめ返してくれた。



「なんなら同じとこ行って
思い出を上書きしてくれてもいいけど」

「……やだ。一瞬でも思い出してほしくない」



思わず本音をこぼすと
隆二さんは声を上げて笑った。

「分かった。忘れる」と優しく答えてくれて、
胸が苦しくなる。



「隆二さん……」

「ん?」

「こういうの、やじゃないの?
過去のことはどうしようもないのに、」



今の隆二さんは私を好きでいてくれて、
すごく優しく甘やかしてくれる。

なのに、変えられない過去のことで
いちいちヤキモチを妬かれて
鬱陶しくないのだろうか。

そう疑問に思っていると、
隆二さんは「やじゃないよ」と答えてくれた。



「Aは怒ってても泣いてても
拗ねてても可愛いし。
ヤキモチ妬くのはそんだけ俺のこと好きって
証拠だって思えるから、うれしいよ」



隆二さんの優しい言葉がうれしくて
胸がきゅんとする。

耳の横にくちびるをくっつけると、
笑った隆二さんが
私のあごに手をかけてキスをしてくれた。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 今市隆二 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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なつめ(プロフ) - (・ω・)さん» 返信遅くなってすみません(>_<)今は更新止まってますが、また続きを書いたら再開しますのでよろしくお願いします! (2019年7月3日 23時) (レス) id: 273ec9fd08 (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・) - 初めから一気読みしちゃいました!!更新楽しみにしてます(・ω・)! (2019年6月16日 11時) (レス) id: 73d65f4936 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 私は岩ちゃんじゃなくて健ちゃんとタピオカが出ました明日は居酒屋EXILE行きます(*≧∀≦*) (2019年4月12日 9時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - ユキさん» 私は普段ローソンユーザではないのですが行ってきました笑 臣くんとエリーが出ましたよー! (2019年4月11日 23時) (レス) id: 273ec9fd08 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - なつめさん今日はLAWSONスピードクジ三代目の日ですね私は早速行きます家からLAWSONまで近いので(*≧∀≦*) (2019年4月10日 10時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつめ | 作成日時:2019年2月28日 22時

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