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「 小瀧くん どうして … ? 」
小 「 … 最近 Aちゃん の 行動 が おかしいと 思ってん 。 だから、 Aちゃん が 電車 を 降りた後、 俺も降りて 跡をつけとった 。 そしたら、 家もちゃうし バイト先もちゃうし 」
「 言えなくて ごめんなさい 」
小 「 なあ、どうして あの家に行くん? あの家、 調べたら 組 の 家 らしいやんか 、脅されてるん? 」
「 脅されてなんかないよっ 」
どうやって 説明しようか 困っていた時 、
神 「 俺 の A に 何すんねん 」
カウンター から 私たちのことを見ていた とも が こっちへ来た。
小 「 … この人 誰 、? 」
「 … 彼氏 」
小 「 もしかして、 神山組 の 、? 」
「 うん、、 」
神 「 お前 は 誰や 」
とも の 目付き は 小瀧くん の こと を 睨んでいて、嫉妬している時 の 目付き より さらに とんがっていた。
小 「 Aちゃん の 学校 の 同級生 です 」
小 「 Aちゃん 出よ 」グイツ
「 こ、小瀧くんっ、なにするの、! 」
小 「 … こんな 危ない人 と 付き合ってて 心配やねんっ!! 」
「 っ、とも は 危なくないっ!! 小瀧くん に とも の 何がわかるの っ、? 」
小 「 … なんで 俺やないの 、 ? 」
小瀧くん は 顔を上げ 、 目 に 涙を浮かべていた。
「 小瀧くん… 」
小 「 俺 は Aちゃん の こと ずっと 好きやった 、けど 、、 」
「 … 嬉しいけど 、ごめんなさい、 小瀧くん の 気持ち は 受け取れない 、」
小 「 … わかってる 、 Aちゃん は 彼氏さん
と 一緒に おった方が ええよ 、
… ちゃんと 諦めるから 、 最後 に したいことがあんねん 」
小瀧くん は とも が いる前 で 私 に 小さく キスをした。
神 「 っ、お前 A に 何してるんや!! 」
「 ともっ、やめてっ、 」ギュッ
とも が 小瀧くん に 殴りかかろうとするから、やめさせようと 抱きついて 止めると 、 やめてくれた。
小 「 Aちゃん の こと は 諦めますけど、 泣かせたら 奪いますから 」
神 「 当たり前やろ、A の こと 泣かせへんから 」
小瀧くん は 私 に 「明日な」と言って、お店を出た。
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作者名:ぽんじゅ〜す | 作成日時:2019年7月30日 20時