【鬼滅の刃】一妻多夫制の柱さん

修羅場の終わり 拾漆 ページ23

禰豆子｢〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ……!!!｣ﾌﾟｲｯ


不死川｢…!｣


声が届いたのか禰豆子は実弥に喰いつかずに、我慢するように顔を背けた。
それに感動して隣にいた炭治郎の肩を思いっきり叩いてしまったのは申し訳ない←


産屋敷｢どうしたのかな？｣


息女｢鬼の女の子はそっぽを向きました。不死川様に三度刺されていましたが、
目の前に血塗れの腕を突き出されても、我慢して噛まなかったです｣


その間も禰豆子はフンフンと言いながらも、血の誘惑に見事耐えきっている。
それを聞いたお館様は優しくみんなを諭すように、言葉を述べられた。


産屋敷｢ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね｣


お館様は炭治郎に向かって何をすべきかという事を続けて述べられ、
それに対して炭治郎は自分のこれからの事を発言した。


炭治郎｢俺は……俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!
俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!｣


産屋敷｢今の炭治郎にはできないから、まず十二鬼月を一人倒そうね｣


炭治郎｢はい…………｣


ﾌﾞｯ……わ、笑っちゃ駄目だ!!!炭治郎はが、頑張って………っ…………言ったんだから!!!(必死)
周りを見ると複数の柱が笑いを堪えているのが見える。
なんてことしたんだ炭治郎ぉぉ!!!!!笑っちゃいそうだよぉぉぉ!!!!!


なんとか我慢していると知らずのうちに話が進み、炭治郎は蝶屋敷に預けられることになっていたようだ。


それなら安心だけど……炭治郎、お前も大人になりなさい((


傷だらけの男もとい、私の旦那の実弥に一発くらわしたいらしく
柱に掴まって離れようとしない炭治郎の姿。


溜息をつきながら向かおうとすると、後ろから凄い速さで石が投げられる。
その石達は見事に炭治郎に当たり、炭治郎は頭を回してその場に落ちてしまった。


驚いて後ろを振り向くと不機嫌そうに顔を歪め、持っている石にヒビを作る無一郎の姿が。


時透｢お館様のお話を遮ったら、駄目だよ｣


その様子に隠の人達は涙を流しながら謝り倒していて、少し可哀想に思えてしまった。
それと蜜璃、あんたもトキめくな!!!!!←


炭治郎達は嵐のように去って行き、漸く柱合会議は始まりを迎えた。

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