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Aside
可愛い弟andエリンギの守護神と別れてから向かったのは控え室……
ではなく、後輩の1人である壁山の元へと歩みを進めている途中だ。
事前に言っていた場所には、既に壁山がベンチに座って待っていた。
壁山｢あ！Aさん！久しぶりッスね！｣
私に気付くと笑顔で言いながら負傷した足で立とうとする壁山。
｢よっ！お久だね〜あと、その状態で立とうとすんな
少しでも、足休めねぇとだろ｣
松葉杖を持とうとする腕を下ろさせてから、壁山の隣に腰掛ける。
壁山はいつもの笑顔で話し続けた。
壁山｢Aさんは相変わらず優しいっスね！｣
｢あっはは！嬉しいこと言うじゃんかよ｣
久しぶりに話せたことで会話は尽きる事がなく、むしろ広がっていく話題。
しばらく話していると壁山が｢あっ｣と声を上げた。
壁山｢Aさん、そろそろ行った方がいいんじゃないっスか？｣
｢え、もうそんな時間か…｣
せっかく久しぶりに話せたのに……もっと話したかったな。
壁山｢久しぶりに話せて嬉しかったっスよ！
これからも頑張って、日本一目指して下さいっス!!｣
そう言ってから私に喝を入れる壁山。
私はそれに対して少し間を開けてから、口角を上げて言った。
｢おう！今日は戦えて良かったよ!!また話そうな！｣
壁山｢はいっス!!!｣
in 控室
バンっと大きな音を出しながら控室の扉を開ける。
中でまだユニフォーム姿のまま喜んでいたみんなは驚いたみたいだけど、
私は気にせずに中に入って言った。
｢みんなお疲れ!!すっげぇ良かったぞ！｣
のりか｢Aさん！｣
1番近くにいたのりかは涙を浮かべながら私に抱きついてくる。
いつもならすぐに避けたり、振り払ったりするけど
可愛いのりかに免じてそれはしなかった。
私が"凄く"嬉しいなら、みんなは"超"嬉しいだろうからね。
そのままのりかの肩を｢よく頑張ったな｣と言うように
ポン…ポン…と叩く。
のりかの気持ちを受け止めた後、ある2人の元に駆け寄った。
｢岩戸、貴利名君｣
名前を呼ぶと、2人は私を緊張した面持ちで見つめてくる。
私も見つめ返した後、2人の肩に手を少し強めに置いた。
岩戸｢ゴスっ？！｣
氷浦｢っ…Aさん？｣
手を置いたことで驚く2人。
そんな2人に、私は自分が出来る限りの笑顔で言った。
｢2人共!!よくやった!!!｣
今日のMVPは誰が何と言おうと、岩戸高志と氷浦貴利名だ。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても楽しく読ませて頂きました！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2021年11月8日 9時) (
レス) @page38 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 雪華さん» またまたコメントありがとうございます！他の作品でもコメント下さった時に言ったやつと、最近はモブサイコ100とか見てますよ！ (2019年3月7日 19時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年2月18日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - メープルあんり（＾ω＾）さん» コメントありがとうございます！面白い、がとても嬉しい言葉です｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡旦那はほんとに誰にも教えてないので、これからですよ！ちなみに視点をお願いしたキャラは旦那では無いので、いつかの話を更新する度にドキドキして欲しいです！ (2019年1月11日 8時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
春月卯月(プロフ) - 麗音さん» 見てくださって嬉しいです！あの2人の絡みでは、野坂君の違う一面を書きたいな！と思ったので、もちろんたくさん出てもらいますよ！まだまだ展開はたくさん考えてます！お楽しみに！コメントありがとうございました！ (2019年1月11日 7時) (レス) id: e961db7c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春月卯月
| 作成日時：2018年12月16日 23時
