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*





「A、泣き止んでよかった。

「……うん、
「俺も、ずっと好きだった。……話したいことがあるって言って、話す前に俺は死んだんだよな。

「…。





クロスは「きっとAに告白しようとしたんだ」と照れくさそうにしながら笑った。分かってしまうと彼は笑っていた。彼ならそうしていたと彼は悲しそうに。





「でも、俺は死んだから。…でも、同じ気持ちでとても嬉しかった。…きっと、Aの答えを聞きたかったと思う。

「……うん。





「本当はこっちに連れていきたい。





でもそれは駄目だと彼は言う「生きてたら俺よりいい奴に会うんじゃないか」「俺が縛ったらきっと駄目なんじゃないか」なんて。





「…今でも好きでいてくれるなら、…誰に取られないかなって思うんだ。

「…なにそれ。

「なんだ、笑った。





「…花火、終わったな。

「…うん。





今日はここで寝たいと言えば彼は驚いたかのように口をあんぐりと開けた。クロスの膝を使えばいいと言えば「やっぱりめちゃくちゃだと彼は苦笑いした。今は恋人だから、許してくれるって信じてた。




「……クロス、私はきっとクロスよりいい人を見つけてを結婚を交際もしないと思う。…クロスが一番だからさ。

「そっか、…誰のものにもならないなら安心だ。

「私は一途だからね。

「…俺もだよ。




頭を撫でてくれて、強い力で抱きついてと文句を言わない彼が好き。大きな手を持つ彼が好き。笑顔が素敵な彼が好き。死んでも死にきれない彼が好き。





「…おやすみ。





夢を見させてくれる、彼が大好き。





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ろきるふぇのん(プロフ) - 待ってました〜!今回も楽しく読ませて貰います♪ (7月18日 0時) (レス) id: fa9a6609c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kimi | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月17日 17時

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