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「Aちゃん、絶対来てよー?いってきますー!

「はいはい、気を付けてー。……クロス、いいよ。





そう言えばクロスはゆっくり通りてきた。フードで顔を隠しているためまだ誰か分からないけれどそれでもクロスは不安そうにしていた。





「本当に、行ったか…?

「行ったってば。……じゃあ、行こっか。

「……うん。





やはり大人になっても私はクロスより小さいようだった。玄関を出れば人々の声が混じり混じりに耳に入ってくる。クロスはその声を聞いたり住民を見たりしては「あのオジサン老けたな」と伝えてきたりした。






「クロス、

「なんだ?

「りんご飴食べに行こうね。

「………あぁ。






*





神社の鳥居を二人で潜ればその先には色とりどりの屋台達が匂いを発していた。クロスに食べたい物はないかと聞けば「焼きそばが食べたい」と言っていた。





「おぉー、Aちゃん楽しんでいるか!

「あぁ…、叔父さん。

「ん……、誰だいその人は…?





そう聞かれクロスは焦ったのか握られていた力が強くなる。





「叔父さん、彼はね。私の彼氏なの。

「か、かれ、……そ、そうかぁ!ごめんなぁ、二人の大事な日に!

「いいえ、大丈夫です。ではこれで。






クロスの口元は嬉しそうに口を緩ませていた。






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ろきるふぇのん(プロフ) - 待ってました〜!今回も楽しく読ませて貰います♪ (7月18日 0時) (レス) id: fa9a6609c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kimi | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月17日 17時

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