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五条「で?補助監督の仕事どうだったよ」


『書類書くのが大変でしたね…。
ていうか夏油先輩嘘つきましたね!禪院先輩めっちゃ怖かったんですけど!』


五条「え、マジ?あいつだったの?」


夏油「Aは運が悪いんだね」


『顔はイケメンでした!』


五条「お前ああいう顔が好きなの?」


『そうですねー。』


五条「…(ムッ)」


『ちょっと!焦げた肉を私の皿に置かないでください!』


夏油「大人気ないぞ、悟」


硝子先輩と伊地知くんは二人で仲良さそうに話している


『でも、禪院家の方ってみんなあんな感じなんですか?』


五条「まぁな」


夏油「御三家の一つ禪院家…

 禪院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず

相伝の術式を引き継いでいないものは術師であっても落伍者。
その中でも女性はスタートラインにも立たせてもらえない」


五条「男尊女卑ってやつだな」


『えぇ…怖』


夏油「五条家とは仲が悪い」


『五条家って五条先輩の家ですよね、なんでなんですか?』


五条「昔、慶長くらいの時代に五条家の当主と禪院家の当主で御前試合したんだけど、相打ちだったらしい」


『慶長って…』

そんな昔から…?

夏油「禪院家の次期当主、禪院直哉は

 三歩後ろを歩けない女は背中刺されてしんだらいい

論外の男だよ」


『えぇ…。やばいですね』


五条「お前やらかしてないよな?」


夏油「無傷だし大丈夫だったんじゃないか?」


『えぇ…。そう言われると不安になります…。大丈夫だったのかな…』


そんな怖い人だったなんて…
気をつけよう
禪院先輩にもう会いませんように…

・→←さしす組と



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作者名:黒兎侑 | 作成日時:2022年5月4日 18時

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