ドSな彼氏×優しい彼氏【Shori,S】〜2nd〜

Valentine Part3 ページ25

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次の瞬間



彼はさっきまでまるこげのチョコが置いてあった




キッチンへ向かうと





そっと端の方に


追いやられたチョコレートケーキを手に取った






「うん、あるじゃん」


「待って！勝利...！」





すると、勝利は


その黒い塊を、迷わず口に放り込んだ





「あっ！」


「おいしい！まあ、ちょっと苦いけど」





そして、チョコレートの付いた親指を


にっこりとした笑顔でペロッと舐めた





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「どんなに不格好でも、Aが作ったものが一番なの。」





そして、




跪いて


手の甲に優しく、唇で触れた





「そっ、そこまでしなくてもっ...！」


「ん？...照れてるの？」


「照れるに、...決まってる！」





すると勝利は、


私の頬を包み込んで...




そっと重なった唇


フレンチキス






「ホワイトデー、楽しみにしててね。」




そんな甘い言葉と一緒に






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