憧れの世界 1.*･ﾟ

10.*･ﾟ　JH side ページ10

俺はこのカメラの持ち主を探そうと全速力で裏口のドアまで走った。




「ジョ…ジョンハンさん！！」




そう女の人の声に呼び止められてそっちを見ると


そこには明らかに俺らのファンってゆう格好をした小柄な女性がびっくりした顔でこっちを見ていた。




まさか……と思っていた俺の勘が当たった。



このカメラの持ち主だったんだ。




俺はめちゃくちゃ申し訳なくて、ずっと謝ってた。



でも君がすごく心配そうな顔で俺をみてて…



その瞬間、胸が痛くなった。






日本から来たって聞いた時はもっと申し訳なく思ったんだけど


Aさんが優しかったから俺は楽にいれた。







JS「ジョンハナ、次は本当に気をつけろよー」




Aさんとわかれた後、シュアと一緒に楽屋へと向かう。




JH「おう、わかってる。」


JS「……なんでそんな顔してんの？？笑」


JH「お？なんか変？？」


JS「なんか…

ちょっと嬉しそうなんだけど笑」


JH「えーい、そんなことないし！」





うわー……


顔に出てたなんて最悪だ笑



それもシュアは絶対なにか勘づいてる。






確かにAさんと会った時最初は申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど


だんだんAさんの笑顔がかわいくてちょっとドキッとしてしまったのは…




認める。笑





でもカラットのうちの1人だし、、

もう出会える可能性は本当に少ないから。




この気持ちはなかったことにするんだ。

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