憧れの世界 1.*･ﾟ

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A『やっとついたあああ！！！』





予定より1時間遅く、ようやくホテルにたどり着いた。


ここまで来るのにずっとグーグル様に頼ってばっかだった。笑



韓国語が少しだけ話せると言ってもやっぱり韓国に来たら全然しゃべれない。。



まず、話しかけれない！




でもようやくたどり着いたこのホテルで、さっきコンビニで買ったご飯を食べながら、急いで用意に取り掛かる。





『チケットOK！ タオルOK！ あとは…
まあOK！』






雑な確認をし、ホテルを後にしてドキドキで押しつぶされそうになりながらも会場へと向った。






『うわーー、さすが韓国だわ。』





会場につくと、 そこにはメンバーの大きなポスターやらなんやらで凄い。





おっと、こんなことしてる暇はない！！


私はその辺にいる係の人に身振り手振りで席の場所を聞いて、案内してもらった。



さすが韓国だ。日本のライブとの雰囲気が違う。



もう会場の雰囲気に圧倒されて立ちくらみがしそうになる。






係員「えーっと、ここですね！着きましたよ〜^^」



「……え？ あ、あのー、間違ってると思うんですけど。。」



係員「いえ？ここですよ。^^ 楽しんでください〜^^」





いやまてまてまてまて、！！！！

うそでしょ？？




べしっ！！

『いたっー！！』

夢じゃない。




やたらニコニコの係員に連れてきて来られたこの場所。。


いや、ここアリーナじゃん？しかも最前列。。


いや、うそ、そんなことない。





あわててチケットの番号と席の番号を見る。






『…ほんとだ。』






え、やばい。こんなことってあるの？





もう震えが止まらなくなった私は、ただ目の前にあるステージだけをぽけーと眺めていた。

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