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ダッダッダッダッ_______
音が響くくらいに猛ダッシュして。
咲「 えっ!?? 」
そんな咲の声がしたけど、
そんなのも振り返らずに、
次々と倒れた藤森グループのSPを踏みつけて二人の元へ向かった。
向かう先には広斗がいて。
( 広斗っ!! )
気持ちが先走って、足元に段差があるのに気づかなくって。
「 っ、うわっ! 」
気づいた時には、広斗と雅貴の笑い声が響いていて。
「 痛っ … 」
膝には擦り傷、
小学生低学年の子が作るような傷を
17歳の私が作ってしまった。
広斗「 アホだなぁ 」
なんてクスクス笑って私に手を差し伸べた。
その手をとるとグイッと引っ張られて。
「 っ、わっ 」
広斗の匂いが私を包んだ。
広斗「 … 心配した 」
さっきの小馬鹿にするようは声とは一転。
優しさを含んだ声が、私の耳に響いた。
「 ごめんなさい … 」
広斗「 本当に、無事で良かった。」
掠れた声が耳元で響く。
言葉の代わりに小さく頷くと強く強く抱きしめられて。
私も強く強く抱きしめ返した。
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み(プロフ) - この作品すごく好きなので続けてほしいです( i _ i ) (2016年11月11日 0時) (レス) id: 52ea30837e (このIDを非表示/違反報告)
#よぺの嫁 @GUN(プロフ) - 私的には続けて欲しいです!! (2016年11月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 480007bc90 (このIDを非表示/違反報告)
mg(プロフ) - 続けてほしいです、、、そして広斗とイッチャイチャしまくってほしいです (2016年11月10日 23時) (レス) id: 53642ac164 (このIDを非表示/違反報告)
Hey!Say!love(プロフ) - このまま続けてほしいですm(__)m (2016年11月10日 23時) (レス) id: 36e3e29557 (このIDを非表示/違反報告)
myko(プロフ) - 大好きな作品なので続けてほしいです⊂((・x・))⊃ (2016年11月10日 22時) (レス) id: c39d4ab3dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あぴんぬ 〃 | 作成日時:2016年9月19日 20時