【NARUTO】可愛いあの子はおとこの娘 (ページ4)

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熱中症には要注意ページ4

｢なんで夏ってこんな暑いんだろうなぁ...｣

溶けそうだ、気だるげな声を漏らした奈良君。

二人とも今日は休みが重なり、久しぶりにゆっくり話そうと彼が提案してくれた。

勿論、僕はその提案を受けいれた。

誰かと過ごすのは嫌いじゃない、寧ろ寂しさが消えてなくなる気がして嬉しさを感じている。

｢ごめんね、僕の部屋エアコン壊れてて...。｣

つい先日、突然動かなくなってしまった。

流石に何十年と使っていれば、壊れるのも可笑しくない。

｢お前が謝ることじゃねぇだろ...そういやナルトは？｣

今日は留守か？奈良君は首を傾げる。

｢うん、自来也様とどこかへ行っちゃった。暫くは帰ってこないらしい。｣

そうか、そりゃ好都合だ、僕は奈良君の言った言葉の意味が理解できなかった。

好都合、とは一体何を指しているのだろう。

その意味を彼に聞こうとした。

瞬間、生暖かい何かで口を塞がれた。

｢っ...？！｣

それが何なのか、理解した時にはもう既に口から離れていた。

ドクドクと苦しいほど大きく脈打つ心臓、耳が張り裂けそうだ。

｢そんな顔すんな...｣

抑えきれなくなんだろ、そう言って奈良君は僕の小さな突起に触れる。

｢ひゃっ...な、奈良君...？｣

驚いて思わず恥ずかしい声を漏らしてしまった。