検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:10,232 hit

収穫祭、終了 ページ36

NO視点


「タイムアーップ!!

収穫祭全日程終了ー!!
全員スタート地点へ集合〜ッ!!」


「オイ!あれ…問題児クラスだ!!」
「やべ〜!すげぇ迫力…」


「…来るかしら、あの2人」
「フッ…決まっている

こういう土壇場でこそ予想を超えてきた
あの方は必ず我々の想いをのせ"伝説のリーフ"を獲得し…
戻ってくる…!!」

「イルマ&リードだ!」
「何か持ってる!まさか…ッ

あれが10万P!伝説のリーフ!」

想像していたものと正反対のものを持った2人に困惑する皆

「あ"ーッ」
「どいてどいてーッ!!」

「これっ資料と同じ…ッ」
「このアホみたいな形状とムカつく顔…間違いない!

本物の伝説のリーフ!!」

「えぇええ!!」
「でもっ本物ってことは…?」

「10万P獲得だぁああ!!」


「イルマ&リードともに、5万P贈呈!
伝説のリーフ獲得で…優勝ッ…


と、言いたいとこなんだけどねぇ
惜しかったね
あとちょっとで優勝できたのに

彼さえいなければ」

オロバス・ココ__58000P


「さあ!集計は完了!
優勝は…

オロバス・ココー!!」

「オロバス!?」
「マジかよ!?」
「2位の男なのに!?」

予想外の若王誕生にざわつき始めた

しかし、1人の悪魔の声により静まることになる


「異議あ〜り

いや〜よーく考えてみたんですけど…やっぱ間違ってますよ、計算

伝説のリーフ半分こで5万
でも1個忘れてません?ほら、だって…


その"鉢"は単体で2万Pでしょ?」

「……あっ

しっ失礼しました!」
「伝説のリーフなんて初めてだから…つい10万Pだとばっかり…

2万を割って1万Pずつ配分

と、いうことは…



6万Pで、イルマ&リード、逆転優勝ーーー
ッ!!!」

真の若王誕生に、歓声があがった


――
A視点

『…俺達の想い、イルマに託してよかったね』
「あぁ、そうだな」

最終的にリタイアという形にはなってしまったけど、それでも良かったと思えた

『あ〜、でもちょっと悔しいかも』
「何がだ?」
『…またイルマに負けちゃった
リードにもだけど

それでも"信じてよかった"って思えるのはなんでだろうねぇ』
「それはもちろん、トモダチだからだろう!

そして…私達がイルマ様の盾であり、矛であるからだ
我が主君を信じる、それは普通のことだ」
『そっか、そうだよね

…ふふ』
「なぜ笑う?」
『べっつに〜?なんでもないですよ〜!』


その後すぐ、見知った花が咲いたのは皆も知っているだろう

収穫祭は無事に、幕を閉じた


KO!!→←脱落



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桐原ロック | 作成日時:2022年3月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。