【銀魂】真選組副長補佐2 (ページ5)

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第五十二訓捨て子は銀さんジュニアページ5

Aサイド

ニヤニヤと笑う銀さんだが、私には何がそうなのか全く理解できない。
沖田隊長も何故か話を逸らして、銀さんの子供(仮)を肘でつつき始めた

というか、銀さんの子供(仮)は長いからジュニアって呼ぶことにする

「まァ違うならいいんですけど
自分でまいた種は自分で何とかしろって奴ですよ
女は腹抱えて子を産む、その分男は頭抱えて子を育てるのが筋ってもんでさ

つーことで俺はAと見廻りっつーなのデートがあるんでこの話はこれで...」

「終わり」という前に、銀さんが沖田隊長を川に落とした。沖田隊長、見廻りはデートじゃないです(そこじゃない)

ぷかーっと川を流れていく沖田隊長を見送っていると、後ろから声をかけられた

「銀サンお仕事中ですか？暑い中ご苦労様です...ってAちゃんじゃない！！」

「妙ちゃん、久しぶり」

「何してるの？」

「銀さんと子守り？みたいなのをしてる」

私の返答に妙ちゃんは「ちょっと待って」と駄菓子屋に行って、アイスを買いに行った
銀さんはお構いなくと言うが、妙ちゃんは聞く様子を見せずに店主を脅している

「おい、Aいくぞ...

「あ、はい」

ホントいいから！じゃっ！」

そう言って銀さんと私は駆け出したのだが、後ろから妙ちゃんがあずきバーを投げてきた。
間一髪避けたと思ったら、前にいた人の顔にクリーンヒットした

ポタポタと顔についたアイスが顔から落ちる。
こんな美人な人にあたって申し訳ない

銀さんが大丈夫かと問うが、ジュニアを見ると悲しげに口を開いた

「そうだったんだあなた達そーいう関係だったんだ」

あなた達と言うのは多分、銀さんと妙ちゃんだろう。しかし、2人もよく分かっていないようだ

「そうやって私の気持ちもて遊んで楽しんでたんだ。もう2人はとっくに子供をこさえる間柄だったのに」

眼鏡美人さんがそう言うと、2人は硬直した。
そして、反論しているあたり銀さんと妙ちゃんは結婚もしてないし、その人と銀さんも付き合っていないのだろう

また、眼鏡美人さんは猿飛さんというらしい

猿飛さんはお幸せにと去っていったと思ったら、妙ちゃんに飛び蹴りをかまし戻ってきた

妙ちゃんが猿飛さんに応戦し、喧嘩を始める

｢...というか！！アンタ誰よ！そこの金髪！｣

なんと、金髪とは私のことだろうか