【銀魂】真選組副長補佐2 (ページ4)

今日:8 hit、昨日:13 hit、合計:211,025 hit

第五十一訓捨て子は銀さんの子供です（仮）ページ4

Aサイド

今日は見回りの日で現在かぶき町に来ています

そしてここは万事屋前、階段から誰か降りてきた

「あ、銀さんこんにちは」

「よォひさしーな」

鼻をほじりながら歩く銀さんとあいさつを交わし、すれ違おうとしたとき私達は同じ方を見て立ち止まる

”あなたの子供です責任とって育ててください私はもう疲れました”

へぇ、銀さんの子供か...
って、子供いたのか

そう思い銀さんの方を見ると「ないない」と言って、立ち去って行ったと思ったらまた戻ってきてを繰り返し、しまいにはお店から出てきたおばさんに蹴り飛ばされた

ひとまず、銀さんの子供(仮 )を抱き上げてスナックお登勢という所に行く

その後すぐに、新八くんと神楽ちゃんもやって来た。神楽ちゃんは私を見るなり物凄いスピードで抱きついてきて本当に可愛いと思う

私がスナックを経営しているお登勢さんとキャサリンさんに軽い自己紹介を済ませると漸く本題に入る

「腐ってる」

「腐ってるね」

「だから身に覚えがねェって言ってんだろ」

銀さんは身に覚えがないと言うが、髪の質や目の形、雰囲気は銀さんそのものである。ただ銀さんの子供ではない予感がする

すると、銀さんの子供(仮)がモゾモゾと動き出し、泣きそうになりはじめる。皆慌てふためくがその原因はお腹が空いているらしく、温かいミルクを飲んだら落ち着いた

新八くんとお登勢さんはミルクだけでは足りないと色々と赤ちゃん用品を買ってきたり、名前をつけたりと何だか楽しそうにしている
ただ、銀さんの顔は困ったような焦ったような顔していた

「銀さん？大丈夫ですか...って、え？」

私の質問には答えず、私の腕を掴むと銀さんの子供(仮)を乗せた簡易テーブルを反対の腕で抱え扉を蹴破り走っていく

「あの...！自分で走りますから」

「あ、あァわりぃ」

手を離してもらいしばらく走っていればサボり中の沖田隊長に出会った

「捨て子？」

「そーいうこと、後はお前らおまわりさんに頼むわヨロシク」

「お前ら(・・・)？」

アイマスクをして気付いていなかったのか、「お前ら」という発言に疑問をもつ沖田隊長、完全に気が緩みすぎているな

土方さんでもいんのかとアイマスクを外した沖田隊長は私を見て目を見開いた

「は？A？まさか旦那...！！」

「あー、ないない安心して総一郎くん
というか、総一郎くんってそうなんだねぇ」

？

私には２人の話がよく分からない