☆1 ページ1
伊野尾side
僕は顔がよくない。
小さい頃から貧弱だし、モテた事など1度もない。
だから、オシャレなんてしても仕方ないんだけど
せめてオシャレだけはしておこうと、気づいたら
ショップ店員になっていた....。
伊「 いらっしゃいませ〜 」
女客Ａ｢ ねえねえ...あの店員よくない？((ｺｿｯ 」
女客B ｢ どれ〜？.....え、ビミョーww ｣
......わかってるわ〜泣
それでも僕は
有 ｢ 伊野尾くん。お疲れ様〜! 」
伊「 あ! 有岡さん! ｣
“ 恋 ” をしている。
有岡さんは、このファッションビルの本部の人で、
僕の働くブランド ｢JUMP ｣の世話をしてくれている。
伊 ｢それ、どーしたんですか？ ｣
有 ｢ああ、今週末からね、南入口の前の通路でマネ
キン何体か並べるんだけど... JUMPさんからも、な
んかコーデ出してもらえないかな？ ｣
伊 ｢いいんですか？！ ｣
有 ｢うん！ぜひぜひ！ ｣
伊 ｢...あ、でも、うち売り上げ少ないですよ？｣
有 ｢ ふっ笑 ....だからなんだけど？ ｣
伊 ｢あぁ...(照) ｣
有 ｢うそうそw ｣
有岡さんは、優しい。
こんな僕にだって、気さくに喋りかけてくれるし。
売り上げ金合わなくて、泣きそうな時もよく助けてくれる。
僕にだけじゃない。全店内のスタッフにそんな事が出来るすごい人だ....。
きっと、天使なんかじゃないかと思う...w
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KAGURA | 作成日時：2017年1月4日 0時
