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次のゲームのクリフクライムは、祐輔くんはグリップを渡す方にいた。
それでも難なくアドゥワさん達にグリップを渡せてて、本人も楽しそうだった。
二宮｢じゃあ、我々も準備しますか。｣
嵐の皆さんが私に楽翔と海宙を渡す。
2人とも泣き疲れたのか嵐さんの腕の中が安心したのかすやすやと眠っていた。
あなた｢すみません、ほんとにありがとうございました。｣
大野｢いえいえ、全然大丈夫ですよ。｣
櫻井｢我々みんな子供大好きなので、楽しかったです。｣
あなた｢でも･･･｣
松本｢この後の収録も楽しんでくれたら嬉しいです。2人が起きてまた泣いちゃったら抱っこくらい全然するんで笑｣
あなた｢･･･｣
相葉｢リーダーから聞きましたよ、初産で双子なんでしょう？しかも旦那さんは現役プロ野球選手で忙しいし。だから、気にしないでください。｣
あなた｢･･･ありがとう、ございます。｣
なんで嵐が19年間こんなに人気なのか、ちょっとわかった気がした。
5人が仲いいってだけじゃない、人間としてすごい人たちなんだって。
こんなにいい人が5人もこの世にいていいのか･･･
野村｢A、俺もついてくから外に･･･あれ、2人とも寝たんか。｣
あなた｢･･･ねぇ、祐輔くん。嵐の5人って何者かな？｣
野村｢え？何者って･･･ジャニーズのアイドルやろ？A嵐のファンちゃうかった？｣
あなた｢なんか･･･嵐って凄いね。ファンクラブ入りたいわ。｣
野村｢どうしたん、急に･･･あ、楽翔預かるよ。｣
あなた｢あ、ありがとう。｣
楽翔を起こさないようにそっと祐輔くんに渡した。
まだ首の座らない海宙を横向きで抱くと、海宙がちょっと笑った気がした。
新井｢楽翔も海宙も、こりゃ将来イケメンと美人になるなぁ。｣
野村｢え？｣
新井｢だって、まだ9ヶ月やろ？なのにもうこんだけ顔整ってるもん！｣
松山｢まぁ祐輔と橘さんの子供やったら顔整うでしょう。祐輔一応カープのイケメン枠やし。｣
野村｢一応ってどういうことですか。｣
松山｢だってお前常にぼーっとした顔してるし、あんまイケメンって感じしないんだよなぁ･･･橘さんは初めて会った時から綺麗だと思ってたけど。｣
上本｢いやぁ、祐輔さんはイケメンですよ。だって見てくださいよ、このぱっちり二重。｣
野村｢･･･なんか崇司に言われるときもいわ･･･｣
上本｢なんでっすか！｣
上本さんのその声でまた楽翔が起きて泣いてしまった。
野村｢あー、崇司泣かしたー｣
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作者名：蒼暉 | 作成日時：2018年4月4日 15時
