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大野｢双子ですか？大変でしょ？｣
あなた｢えっ、あっ･･･そう、ですね。しかも、初めての子供が双子なので･･･｣
大野｢えっ、初産で双子！？凄いっすね･･･でも、旦那さん酷いですね。1人だけでも見てくれてたらいいのに。｣
そうか、私が祐輔くんの妻だってことを知らないのか。
あなた｢･･･いえ、今お仕事頑張ってくれてるので。｣
大野｢･･･もしあれだったら、僕が1人抱いてましょうか？｣
あなた｢え！？いえいえ、大丈夫です！すみません、本番中に！｣
大野さんから半ばひったくるように海宙を受け取ると、すぐに席に戻った。
あなた｢私･･･大野さんと会話しちゃった･･･｣
今になって事の重大さが分かる。
あなた｢海宙･･･いろんな意味で凄いことしてくれたね･･･｣
海宙｢う？｣
当の本人は何も知らない顔して私を見上げる。
もう2人共逃げないようにしっかりと両手でだきしめる。
この会話の間のスタジオの感じは全く見れなかったから、OAされた時にじっくり見よ･･･
カープのキッキングスナイパーは、思ってたよりも凄かった。
祐輔くんが最初からパーフェクトを出したり、上本さんがパーフェクトを出したり。新井さんがボールが止まらなくてターゲットを見逃したり。
あなた｢ぱぱどーんってあれ全部倒したんだよ〜凄いね〜｣
2人共分かってないなりにきゃっきゃとはしゃいでいる。
そして、嵐チームの挑戦。
小沢さんが松山さん、そして祐輔くんに話を振る。
小沢｢野村さん。愛犬を飼っていますね？｣
野村｢はい。｣
小沢｢名前は、ハルですね？｣
野村｢ハルです。｣
小沢｢以上です。｣
｢笑笑｣
ハルくんだけはお母さん達にお願いしたけど、ちゃんと世話してくれてるだろうか･･･
餌とかあげてるかな･･･
『野村選手。今年、お子さんが生まれたとお聞きしましたが。』
野村｢あ、はい。双子が生まれました。｣
祐輔くんがそう言うと、会場が拍手で沸いた。
『今日、奥様とお子様も会場に来ていただいてるんですよね？』
野村｢はい。そこにいる･･･｣
カメラさんが私たちに向いたところで、私は小さく手を挙げた。
櫻井｢うわ、奥さんめっちゃ綺麗！｣
大野｢えっ！？｣
二宮｢何、大野さんどうしたの？｣
大野｢俺あの人知ってるよ！｣
野村｢えっ！？｣
大野｢さっき、カープの人達がトークしてる時にあの人の双子の1人がずりハイで俺ん所来た。｣
あなた｢すみません、ご迷惑お掛けしました･･･｣
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作者名：蒼暉 | 作成日時：2018年4月4日 15時
