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あなた｢実は･･･さ。あの楽翔の横にいる、女の子･･･あの子も、私たちの子供、なんだ。｣
野村｢･･･え？｣
あなた｢いや、お医者さんもびっくりしてたの！今まで、生まれる直前まで双子だって分からなかった双子は滅多にいなかったからって！｣
野村｢ふ、双子･･･？｣
あなた｢･･･うん。｣
野村｢ほうか、双子かぁ･･･お前、よう2人も2時間で産んだなぁ。｣
あなた｢･･･えへ。｣
野村｢じゃあ、女の子の名前も決めないかんなぁ。｣
あなた｢難しいね･･･｣
病室に戻って祐輔くんと話していると。
？？｢A、おる？｣
あなた｢？はい･･･卓也さん！！｣
中島｢よっ。子供生まれたって聞いたから、会いに来た。博多で試合やったし。｣
野村｢あっ、ど、どうも･･･｣
中島｢･･･どうも。｣
あなた｢･･･笑｣
やっぱり、まだこの2人はちょっと気まづいみたいだ。
中島｢A、子供は？｣
あなた｢あ、今向こうにいて･･･見に行きます？｣
中島｢ん。｣
そして、3人で再び双子ちゃんに会いに行った。
中島｢どの子？｣
あなた｢あの1番奥の男の子と、その隣の女の子･･･です。｣
中島｢えっ、双子？お前初産で2時間で双子産んだの？｣
あなた｢よくご存知で･･･｣
野村｢･･･笑｣
中島｢名前は？｣
あなた｢それが･･･私達も生まれる直前に双子って分かったので、女の子の名前まだ考えてないんです。男の子は楽翔って言うんですけど･･･｣
中島｢生まれる直前に双子だって分かった？そんなことあるの？｣
あなた｢お医者さんも滅多にいないって驚いてました･･･｣
野村｢あ、良かったら中島さんが名前考えてくれませんか？｣
中島｢･･･えっ、俺が？｣
野村｢いろいろ迷惑かけましたし、お世話になったので。｣
中島｢えっ、でも･･･いいんですか？俺、野村さんとAのことでいろいろ戦ってましたけど･･･｣
野村｢だから中島さんにつけて欲しいんです。これを機に、中島さんとも仲良くやっていきたい。Aにも、今まで通り中島さんと仲良く飯行ったり日ハムの人と仲良くしたりして欲しいんです。｣
あなた｢祐輔くん･･･｣
野村｢･･･中島さんから卑怯な手でAを奪ったことはほんとに反省してます。ごめんなさい。｣
あなた｢卓也さん、私からもお願いしていいですか？｣
中島｢2人とも･･･ほんとに、俺でいいの？2人の大事な娘の名前、俺が付けて。｣
あなた｢卓也さんがいいんです。｣
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作者名：蒼暉 | 作成日時：2018年4月4日 15時
