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スタッフ｢OKです！最後のシーン撮影しまーす！｣

今度は普通に立ち、将暉くんとチョコの箱を指すように両手の人差し指を上下に動かす。

｢恋する生チョコVenus、新発売！！｣

スタッフ｢･･･はい、OKでーす！｣

菅田｢なぁ、このストーリー続きがネットで公開されるかもって知ってた？｣

あなた｢え？続き？｣

菅田｢ほら、よくあるやん、画面の端の方に続きはネットで！って書いてあるやつ。｣

あなた｢うん。｣

菅田｢あれやるんやって。｣

あなた｢へぇ〜･･･え、初恋バージョンも一目惚れバージョンも？｣

菅田｢そうやろ。｣

あなた｢あれってそんなに長く続くような話？｣

菅田｢せやから、かもって。放送してみてその反応によるやろ。｣

あなた｢･･･あぁ、そういうこと。｣

菅田｢俺これ楽しいからやりたいな〜なかなか恋愛ドラマとか映画の話来ないし。｣

あなた｢そういうのぜーんぶけんとくんが持ってっちゃうからね〜将暉くんもうもはやお笑い系だし。｣

菅田｢楽しいこと大好きやからええんやけど･･･1回くらい恋愛モノやりたいやん？｣

あなた｢溺れるナイフとか恋愛モノじゃん。･･･まぁ、相手役私だけど。｣

菅田｢あの撮影めっちゃ楽しかったやんな。2人でプール飛び込んだら2人して風邪ひくっていう笑｣

あなた｢あれはほんとに笑った笑｣

マネージャー｢A、このチョコ好きなだけ持って行っていいって言われたけど、どうする？｣

あなた｢ほんとに！？じゃあ、いっぱいお願いします笑｣

マネージャー｢了解。｣

菅田｢ほんま甘いもん好きやな。｣

あなた｢うん。でも1番好きな食べ物はたこ焼きだよ。｣

菅田｢とか言いながら大阪のたこ焼き食べたことないやろ。｣

あなた｢だって大阪のたこ焼き屋さんのお店が東京に来てるんだもん。｣

菅田｢あんなん本場のもんちゃうわ。｣

あなた｢え〜？｣

菅田｢･･･A、今日このあと空いてる？｣

あなた｢このあと雑誌の取材が1個入ってて、それで終わりだけど。｣

菅田｢それが終わったら家来て。俺がたこ焼き作っちゃる。｣

あなた｢えぇ、いいよ。どうせ今度大阪行くしその時食べるよ。｣

菅田｢ええの。いいから来い。｣

と、半ば強引に誘われ将暉くんの家でたこ焼きパーティすることに･･･

菅田｢じゃあ、撮影終わったら連絡してな。｣

あなた｢はいはい。｣

･･･なんであんな強引に？

マネージャー｢愛されてますね笑｣

あなた｢私が？将暉くんに？｣

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