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~3~ ページ43

あなた「お願いしまーす!」

衣装に着替えて、メイクしてもらったら気持ちがすっと入った。

メイクさんには熱あるのバレてまじで止められたけどね。

横浜「ちす!!なんで来たの!今日体調悪いんでしょ!?」

あなた「え、なんで横ちん知って、」

横浜「優子ちゃんとジンくんから連絡来たの!無理させるなって!」

あなた「・・・いや、ほんとに大丈夫。ちょっと微熱あるかな〜?って感じだから!」

西野「Aちゃん、顔色悪いよ?ほんとに大丈夫?」

あなた「大丈夫!・・・撮影初日に、穴あける訳には行かないし。」

横浜「・・・体調、少しでも悪くなったらすぐ言うんだよ。」

あなた「ん。」

田中「ちょっと流星くん・・・いいの?」

横浜「こうなったちすは、もう誰にも止められないんですよ。変なとこでプライドって言うか、プロ根性みたいなの出すんです。」

体が受け入れない気がしたけど明らかに体に水分が足りてないから、無理やりポカリを飲んだ。

よし・・・いける。


そこからは・・・私もあんまり覚えてない。

でも、NGで止められた記憶はないから何とかやったのかな。

アドレナリンが出て根性でやり切ったのかもしれない。

今日のラストシーンのカットがかかった瞬間、その場に倒れ込んだ。


横浜流星side

横浜「ちす!!だから言ったのに・・・!」

田中「Aちゃん・・・熱っ!」

カットがかかった瞬間、体の全ての力が抜けたように倒れ込んだちす。

慌てて抱きかかえるとちすの体は燃えるような熱さだった。

スタッフさんやキャストの方たちがどうしたどうしたと駆け寄ってきてくれる。

熱があるのは優子ちゃんとジンくんからの連絡で知ってた。

だけどここまでとは・・・

こんなに熱があるのに、今日のちすは完璧だった。

セリフや動きはもちろん、俺や圭さんのアドリブにも的確に対応していた。

西野「・・・あっ、私Aちゃんの荷物持ってきます!」

しばらくして西野さんが持ってきてくれたちすのバッグには、体温計が入っていた。

一応、危機感は持ってたってことか。

測ってみると・・・

西野「39.5℃・・・!?」

ありえない。こんな体温、人間が出す体温じゃない。

なんで・・・こんなに無理するの・・・?

スタッフさんが持ってきてくれた冷えピタを貼って、氷嚢で体の色んなとこを冷やした。

マネージャー「横浜さん、今表に車回しました。もしこの後のご都合が宜しければ、青木さんを車まで運んで頂けないでしょうか?」

~4~→←~2~



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ユーロ(プロフ) - 共演は塩野瑛久君横浜流星君高杉真宙君志尊淳君佐野岳君飯島寛樹君でお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - リクエストです主人公が紅一点で映画に出演するというのをお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - 楽しく読んでいます (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年5月12日 23時

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