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~4~ ページ38

その日の夜。

今日大塚さんと新藤さんが言ってたことを純に伝えるとちょっと考えるような素振りを見せた。

純「そうか・・・あいつら、亡くなってたんだ・・・」

茜音「それから・・・真緒とスズにも、そろそろ伝えなきゃと思ってるんだけど。」

純「そうだなぁ。あいつらももう19と16だし、知っておいた方がいいよな。」

純は早速2人を呼び出した。

涼夏「もう〜せっかくゲームいいとこまでいってたのにぃ。」

真緒「・・・」

純「真緒。スズ。今からすごく大事な話をするから心して聞いてくれ。」

真緒「・・・父さんが逮捕されてたって話?」

茜音「えっ・・・」

純「お前、なんで・・・」

真緒「・・・今日、母さんと警察の人達が話してるの、聞いてた。どうしても気になって・・・」

涼夏「・・・逮捕って?」

真緒「なんで言ってくれなかったの?俺ら、そんな頼りない?事件が起こったの、俺らが生まれる前だったから、2人が結婚する前だったからいいと思ったの?」

茜音「違・・・」

真緒「大事なことじゃん!なんで隠してたの?」

純「・・・2人とも、今まで黙っててごめんな。でも、黙ってたのは2人を信用してないからとか頼りないからとかじゃない。思春期の2人には、重すぎる事だからだ。」

真緒「・・・どういうことだよ。」

純「イチから全部説明するよ。今から20年くらい前。俺と茜音は婚約者として同棲していた。俺は茜音にプロポーズするサプライズとして、当時住んでたマンションより少し広めのマンションを茜音に内緒で借りたんだ。そしたら・・・そこが、ある事件現場として使われた。」

涼夏「えっ?」

純「被害者は原田るりは、当時5歳。原田るりはは、俺が茜音に内緒で借りてたマンションで、殺されていた。俺は当然容疑者として連行され、刑務所に入れられた。原田るりはの体から俺の指紋が検出されたんだ。」

真緒「・・・」

純「が、もちろん俺はやっていない。俺は、ハメられたんだ。」

涼夏「ハメられた・・・?」

茜音「この事件の真犯人は、被害者であるるりはちゃんの父親の、原田祐樹って人。この人、私が純と付き合う前に付き合ってた人だったの。中学で祐樹くんに出会って、付き合い始めたけど彼はすごく頭が良くてね。高校は同じ学校に行けなかったんだ。で、私が進学した高校で出会ったのが、純だった。」

涼夏「・・・」

茜音「私は純と付き合うために祐樹くんに別れを告げた。それがかなり恨めしかったみたいで、この事件が起きた。」

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ユーロ(プロフ) - 共演は塩野瑛久君横浜流星君高杉真宙君志尊淳君佐野岳君飯島寛樹君でお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - リクエストです主人公が紅一点で映画に出演するというのをお願いしても宜しいでしょうか? (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)
ユーロ(プロフ) - 楽しく読んでいます (2019年6月18日 2時) (レス) id: 4c800c6e79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年5月12日 23時

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