検索窓
今日:13 hit、昨日:18 hit、合計:203,759 hit

2. ページ36

凛「今Aと2人暮ししてるんですけど、毎日楽しそうにここでのこと話してくれるんです。そのおかげで、私会ったこともないしQuizKnockの動画も見たことないのにみなさんの顔と名前覚えちゃって笑」

川上「Aが…そうですか、」

凛「あ、敬語なんか使わなくて全然大丈夫です。年下なんで笑」

川上「はぁ、それじゃあ。」

凄いな、一卵性ってほんとにこんな似てるんだ…

元々1つだったものが母親の体内で2つに分かれたからって、ここまで似るものなのか。

…まぁいい、ここからは水上や河野玄斗の専門だ、今度気が向いたら聞いてみよう。

凛「あ、そうだ。すみません、キッチンお借りしたいんですけど…」

川上「えっ、あ、こっち…」

凛「ありがとうございます。」

お姉さんは、ここに来る時に買ったのだろう袋を持ってキッチンに向かった。

なにか手伝おうと思ったが、料理が出来ない俺がいても邪魔になるだけだろうと諦めた。

とりあえず冷えピタを剥がして新しいのを貼り、熱を測った。

川上「38.2℃…下がらんなぁ。」

そしてなぜ未だに誰もオフィスに来ない?

凛「あ、大丈夫ですよ。今りんごおろしたんで、これ食べて寝たら明日には治ってると思います。」

川上「え、」

凛「昔っからそうなんですよ、すぐ風邪ひく代わりにすぐ治るんです。」

そう言うとお姉さんは無理やりAを起こしてりんごを食べさせた。

あなた「凛…?なんでここに、」

凛「今日学校行ったら急に頭痛くなったの。最近寝不足なんでしょ?」

あなた「なんで知って、」

凛「もう、一緒に暮らしてるんだから当たり前でしょ。課題やって、レポートやって、クイズの記事書いて。」

あなた「えへ…でもいいんだよ、楽しいもん。」

凛「そりゃなによりだけど。体壊したら元も子もないでしょ、バカ。」

あなた「いてっ。もう、病人には優しくしてよ。」

凛「はいはい。」

あなた「…あ、川上さん、お疲れ様です。」

川上「あぁ、うん、お疲れ。体調はどう?」

あなた「頭痛と、だるさがあります。頭もボーッとしてます。」

川上「まだ寝てた方が良さそうやな。A、伊沢さん達がどこにおるか知ってる?」

あなた「いえ…私がオフィスに来た時にはいたんですけど、」

じゃあきっと、ソファに倒れ込んだAを見て慌てて色々買いに行ったんだな。

全く、お騒がせな人たちだ。

凛「…ん、りんご全部食べたし、きっと明日には治ってるよ。よかったね。」

ほんとに双子ってすごい。

3.→←双子の姉登場



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
267人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , QK
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蒼暉(プロフ) - 現実逃避あるふぁさん» そう言っていただけて嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします! (2019年10月2日 20時) (レス) id: 9d4d633b18 (このIDを非表示/違反報告)
現実逃避あるふぁ - このお話めっちゃ好きです!更新待ってます! (2019年9月28日 21時) (レス) id: 9e6e3a6762 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年9月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。