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ホワイトデー当日。
あなた｢お疲れ様です。｣
伊沢｢おつかれ…大荷物だねぇ、人気者笑｣
バレンタインに色んな人にガトーショコラをあげたらしいAちゃんは、両手に紙袋をいっぱい持ってオフィスに来てくれた。
伊沢｢そんなAちゃんに追い込みをかけるようだけど、俺からもハイ。｣
ふくら｢あ、Aちゃん。これどうぞ。｣
須貝｢お兄さんからもこれを授けよう。｣
河村｢気に入ってもらえるといいけど、よかったら使って。｣
続々とプレゼントを渡す男たち。
あなた｢わぁ、皆さんありがとうございます。｣
既に準備してた組からはそつなくプレゼントがAちゃんにいきわたる。
ふくら｢…Aちゃん、キッチン行ってあげて笑｣
あなた｢キッチン、ですか？｣
Aちゃんがバッグとお菓子を置いてキッチンに行く。
あなた｢…わぁ笑｣
俺らも続いて覗くと、そこには山積みになった大量のスノーボールがあった。
川上｢…すまん、5人で作ってたら気づいたらこんな量に…｣
あなた｢これ、皆さんで作ったんですか？｣
山本｢…一応。お菓子作るとかほぼ初めての5人で作ったから味はわかんないけど…｣
そう、必死にスノーボールを作った組は途中で要領を掴んだらしく、店で販売するつもりか？ってくらい大量生産を始めた。
あなた｢へぇ…頂いてもいいですか？｣
こうちゃん｢うん、食べてみて。｣
Aちゃんはタワーの中から1つつまむとそのまま口に入れた。
あなた｢…うん、美味しいですよ。もしかして、甘さ抑えてくれました？｣
水上｢うん、A甘いもの苦手だから。ホワイトチョコじゃなくてビターチョコでやって見た。｣
あなた｢えぇ、うれしいです、ありがとうございます。…伊沢さん達も食べましょ。｣
伊沢｢えぇ、いいの、貰って？それ5人がAちゃんにって作ったやつだよ。｣
あなた｢はい。さすがにこれを1人で食べるのは勿体ないです。美味しいですよ。｣
河村｢…良かったね、喜んでもらえて笑｣
鶴崎｢ほんとですよ…あぁ、緊張した。｣
こうちゃん｢来年はもうちょっとレベルの高いもの作りたいな…｣
ふくら｢こうちゃん、分かってる？ホワイトデーにお返しを作るって、バレンタインにお菓子を貰うことが前提だよ？｣
こうちゃん｢？？｣
ふくら｢バレンタインにお菓子をくれた人にお返しするって言うのがホワイトデーだから、ホワイトデーのことだけ考えても意味ないんだよ。｣
こうちゃん｢…！｣
｢｢笑笑｣｣
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蒼暉(プロフ) - 現実逃避あるふぁさん» そう言っていただけて嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年10月2日 20時) (
レス) id: 9d4d633b18 (このIDを非表示/違反報告)
現実逃避あるふぁ - このお話めっちゃ好きです！更新待ってます！ (2019年9月28日 21時) (レス) id: 9e6e3a6762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼暉 | 作成日時：2019年9月8日 0時
