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こうちゃんVer.
こうちゃん「うわぁぁぁ…まじでAちゃんかわいい…」
伊沢「おぉ、新しいタイプ。その感じだと上手くいってる感じ?」
こうちゃん「いや、多分俺の気持ちなんも知らないっすね。」
伊沢「…うん?ちょっと事態が飲み込めないぞ、」
こうちゃん「や、もうほんとに…伊沢さんとふくらさんが買い出しから帰って来る前の話なんですけど…」
__
あなた「こんにちはー。…あれ、今オフィスにこうちゃんだけですか?」
こうちゃん「お、おつかれー。今ね、伊沢さんとふくらさん買い出し行ってるの。」
あなた「あ、じゃあちょうど良かったです。こうちゃん、甘いものはお好きですか?」
こうちゃん「甘いもの?うん、好きだよ。」
あなた「ケーキ、一緒に食べませんか?」
こうちゃん「え、食べたい!けど、いいの?」
あなた「はい。このケーキ、友達がバイトしてるケーキ屋さんで買ってきたんですけど、友情割引!みたいな感じで1つプラスしてくれたんです。でも私そこまで甘いもの得意じゃないので、食べてもらえると嬉しいです。」
こうちゃん「ほんとに?ありがとう!」
あなた「…あ、でも2つしかないからほかの皆さんには内緒ですよ。」
そう言って悪戯っぽく笑った時のAちゃんの可愛さと言ったらもう。
好きって気づいたら単純な俺のハートはキュンっだし、心臓はドスンだよ。(伝わる?)
こうちゃん「友達って、Aちゃんがバイトしてるカフェのオーナーの親戚っていう、あのこ?」
あなた「あぁいや、その子とはまた別の友達です。…よく覚えてますね、私のバイト先のやつ。」
しまった、さすがに引かれたか。
こうちゃん「あぁいや、随分珍しいバイトの始まりだなって思ったから!普通自分で履歴書送って面接受けて、みたいな印象じゃん?」
あなた「そうなんですかね、バイトそこしかやったことないのでわかんないですけど、」
こうちゃん「…あぁ、そうだよね…」
俺、アホみたいだ。
Aちゃんの言動に一喜一憂して、一人で慌てて。
もっと余裕持てるようにならないとなぁ…
あなた「あ、伊沢さん達が帰ってくる前に食べないとですね。私紅茶入れるんで好きな方選んでください。」
こうちゃん「えぇ、いいの?だって、Aちゃん買ってきてくれたのに…」
あなた「はい。どっちでもいいですよ。」
__
こうちゃん「分かります!?このAちゃんの優しさ!!」
伊沢「…えーっと…こうちゃん、ちょっと単純すぎ、かなぁ。」
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蒼暉(プロフ) - 現実逃避あるふぁさん» そう言っていただけて嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします! (2019年10月2日 20時) (レス) id: 9d4d633b18 (このIDを非表示/違反報告)
現実逃避あるふぁ - このお話めっちゃ好きです!更新待ってます! (2019年9月28日 21時) (レス) id: 9e6e3a6762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼暉 | 作成日時:2019年9月8日 0時