one of the most popular actress〜4〜

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その日からかずさんに教えて貰いながらビブラートの響かせ方、高温で歌う時も喉を痛めない歌い方などを練習した。

そのあと2人で台本を読み込んだり作詞作曲の手がかりを見つけようと意見を出し合ったりしてみる。

二宮｢この茜音(青木)の、私だけは純(二宮)のことを信じ続けてるって気持ち、なにかに例えられないかな？｣

あなた｢例えるとしたら、ずっと、半永久的に変わらないものの方がいいですよね。例えば、ふるさとの風景とか、何かをいいって感じる思いとか。｣

二宮｢ふるさとの風景か･･･なんで茜音はここまで純のこと信じられるかってなった時に小さい頃から一緒にいたからだって考えたらアリかもなぁ･･･｣

今回は完全にオリジナルドラマだから2人の関係とか好きなものとか台本に書かれてないことも自由に想像していいのがすごく楽しい。

私もかずさんも他に仕事がたくさん入っててなかなか集まれないから、会える時にたくさん話しておく。

会えない時もいいアイデアが思いついたら時間とか相手の都合を考えずに即LINE。

あなた｢『会えない時もいつもあなたのこと考えてる』とか。｣

二宮｢あ、それいいかも。｣

かずさんは自分のソロ曲を作詞することが多いからか話がサクサク進んでいく。

二宮｢･･･少し休憩するかぁ。｣

かずさんの声でふっと時計を見ると話し始めてから3時間が経とうとしていた。

あなた｢えっ、もうこんな時間？かずさん、この後お仕事は？｣

二宮｢今日はこれだけ。Aもそうでしょ？｣

あなた｢えっ？｣

慌ててマネージャーさんに確認すると、確かに今日はこれだけだった。

あなた｢なんだ･･･｣

二宮｢知らなかったの？笑｣

あなた｢私、かずさんとデュエットすることも今日監督と話したりボイトレしたりするって知ったのも今日なんですよ。｣

二宮｢随分忙しないマネージャーだね笑｣

あなた｢天然なとこあるんで、きっと伝え忘れてただけですよ笑｣

二宮｢腹減ったな〜どっか飯食い行く？｣

あなた｢んー、良かったらうち来ます？割と近くだしある程度のものは作れますし。｣

二宮｢いいの！？｣

あなた｢この前かずさんのお家におじゃまさせて貰いましたし、お店で食べるよりは見つからないし安く済みますし。｣

二宮｢お前あんだけ稼いでんのに笑｣

あなた｢そんなことないですよ笑それに、きっと探したら遥汰の写真とか出てきますよ。｣

二宮｢まじで！？行く！！｣

あなた｢ほんとに遥汰にハマってるんですね笑｣

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