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your choice : tn ページ44

tn「 あ、来た。」


『 仕方なく来てあげたんです〜。』


tn「 はいはい。まあ上がってよ。」


たなっちに連絡をした私は、たなっちにすぐに家来て。と言われたため、急いで家まで来た。

全く。人をいいように扱って。私今日お休みなのにな。

『 ご飯何食べたいの?』

tn「 ん〜、まだいいかな。」

『 お腹すいてないの?』

tn「 いや、今はいい。Aと一緒にいたい。」


と、たなっちが後ろから抱きしめてくる。


『 ...え。 』

tn「 Aに少しでも会えないだけで、こんな寂しいなんて思ってなかった.... 」


弱々しい声でたなっちは、抱きしめる力を強める。


『 ... たなっち、離して? ご飯の準備させて?』


tn「 やだ...もう少し。」


何か嫌なことでもあったのだろうか。

こんなに甘えてきたことないのに。

甘えてくれるのは嬉しいけど、なんで私なんだろうか。

他にも甘えられる女の子いるだろうに....


tn「 ふぅ。落ち着いた。ありがとう。」


『 え、あ、うん。』


そういうとたなっちは、ソファに座りテレビを見始めた。


『 ご飯準備しちゃうね?』


tn「 うん。ありがとう。」


私は台所に立ち、冷蔵庫の中を見る。


『 なんもないじゃん... 』


tn「 あ〜...買うの忘れてた。今から買い物いこ。」


『 ん〜、まあそうだね行こっか!』


私は、出かける準備を始めると、たなっちも準備を始めた。


tn「 んじゃ行こっか。」


ん。と手を差し出してくるたなっち。


『 どしたの??彼女欲しくなっちゃった?』


tn「 そうかも。奥さんと幸せに暮らしたいな〜。」


ちらっと私を見るたなっち。


『 いい人見つかるといいね。』


tn「 はぁ... 鈍感女... いい加減気づけよ。」


ぎゅっとまた抱きしめられる。


『 たな...っち...?』


tn「 Aのことが好きなの。
じゃなきゃ、今日家来てなんて言わないよ。」


たなっちは、弱々しい声でそう答えた。


tn「 Aは俺のこと好き...? 」


『 ... 好きだけど、私で、いいの?』


tn「 Aじゃなきゃ無理。」


『 っ... ありがとう... 』


私はたなっちを抱き締め返す。


tn「 こちらこそありがと。...あ。ご飯買いに行かないとね... 」


『 あ、そっか。早くいこ。』


たなっちと手を繋ぎ、私たちはスーパーへと走って向かった。

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奧村(プロフ) - yuyuさん» 新作の方読んでいただきありがとうございます。ご期待に応えられるよう頑張ります´`* (2019年8月6日 11時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)
yuyu - sinsaku mimasita!! ganbattekudasaine. (2019年8月6日 10時) (レス) id: 30371127ec (このIDを非表示/違反報告)
ペコ - 奧村さん» やっぱ、書かないことにします。なんか、罪悪感湧いてきました。これからも頑張って下さい! (2019年7月19日 18時) (レス) id: d6a2adbe5a (このIDを非表示/違反報告)
奧村(プロフ) - ペコさん» 内容が違うというなら大丈夫ですが... それはご自身のご判断でお任せいたしますね。自分からあーだこーだ言う気はないので。 (2019年7月18日 0時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)
奧村(プロフ) - 残酷ピーナッツさん» そう言っていただけて嬉しいです!(´∀`*) こちらこそありがとうございます!(○´ー`○) (2019年7月18日 0時) (レス) id: e594d6249d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奧村 | 作成日時:2019年6月15日 16時

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