洗濯事情３ ページ23
「はぁ美味しかった。
明日は仕事だし、お風呂入って寝ようかな」
「もう？早いね」
「うん。ちょっと長めに半身浴したいから先入っちゃっていい？」
「もちろん。ゆっくり入ってね」
そして私は早速お風呂の準備に取り掛かることにした。
ほんとはもう少し2人でいたかったけれどあれ以上一緒にいると良からぬ気持ちが湧き出てきそうで少し怖かった。
----ここからジミンちゃん目線----
ヌナがお風呂に入っている間に、畳んでもらった洗濯物を仕舞っておこうと思い立ち上がる。
ここに住まわせてもらうようになって荷物も増えてきたのでリビングにあるチェストを使わせてもらっていた。
次々に引き出しに入れていると、
「こ…これって…」
ふと手に取ってしまったものに僕は固まった。
「ヌナの…ブラ…」
なぜか服の間にヌナのブラジャーが紛れ込んでいた。
ついまじまじと見てしまう。
まぁ、僕も健康な成人男子ですからね。
「こういうの着けてるんだ…」
繊細なレースがあしらわれたセクシーなその下着に当たり前だけど彼女が僕よりずっと大人の女性なのだということを改めて気づかされる。
「あ、やばいやばい…これじゃ変態じゃん」
慌ててパッと手を離した。
ひとまずチェストの上にそっと置いておくことにする。
それからしばらくするとヌナがお風呂から上がってきた。
「はー気持ちよかった。お先〜」
「うん」
パジャマ姿が可愛いヌナがリビングに戻ってくるとあるものを見てハッとした表情に変わった。
次の瞬間にはダダダ！と走ってチェストの上にあったブラを掴んで腕の中に隠す。
「あっ、ごめん！僕の服の間に入ってて…」
「ご、ごごごめんね！うっかりしてた…」
ヌナが真っ赤な顔で目を逸らしたまま謝った。
「ううん！ヌナはべつに悪くないから…」
「……」
気まずい沈黙が訪れる。
何といえばいいんだろうと思いあぐねていると
ヌナがスクッと立ち上がった。
「あ、あの…それじゃ…おやすみ！」
よほど恥ずかしかったのか僕の方は一度も見ずに逃げるように寝室に入ってしまった。
最後にチラッと見えたヌナの耳が赤く染まっていたのが忘れられない。
ていうか……
「…可愛すぎるんだけど」
あんなセクシーな下着を着けてるくせにあの初々しいリアクションは反則でしょ。
僕はドサッとソファーの背にもたれて大きくため息をついた。
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もりぞう(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます！！嬉しいです(^^) (5月31日 11時) (
レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 素敵なお話ですね。 (5月19日 18時) (レス) @page28 id: edc49f412e (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - miiさん» コメントありがとうございます！好きと言ってもらえてとても嬉しいです(^^) (2021年8月18日 20時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - はい、好きー (2021年8月18日 7時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - けろるさん» コメありがとうございます！最高過ぎなどと言ってもらえて本当嬉しいです(〃ω〃)これからも頑張りますー(*´∇｀*)よろしくお願いします！ (2019年2月25日 22時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりぞう
| 作成日時：2019年2月3日 20時
