プロ彼女11 ページ5
嵐のような口づけの連続に耐えられず思わず胸を押すと、
「だめ」
噛み付くように唇を奪われた。
「はぁ……どれだけ我慢したと思ってるの。
全然足りない」
「んん……っ……」
そしてやっと解放された頃には口の端から唾液が滴った。
「はぁ……」
久しぶりのキスがあまりにも濃厚すぎて体に力が入らない。
ぼーっとしている私をジミンちゃんがソファーに寝かせる。
「…っ」
するとおもむろに服の裾から手が忍び込んできて体がピクッと反応してしまう。
「やっとヌナに触れる…」
そう呟くと感触を愉しむように綺麗な指が肌の上を滑っていった。
「…ん……っ……」
ジミンちゃんに触れられていると思うだけで体が熱い。
「今日感度すごいね…。そんなに気持ちいい?」
向けられた視線はどこか挑発的だった。
「…う、うん」
「ふふ、ヌナのそういう素直なとこ大好き」
嬉しそうに目を細める。
「もっともっと…気持ちよくしてあげるね」
妖しげに囁くと半分くらい捲れた服が全て脱がされた。
スカートも取り払われ下着姿になると恥ずかしさに思わずぎゅっと体を抱きしめる。
「可愛い…」
うっとりとした口調で呟き、肩にちゅっとキスを落とした。
「恥ずかしいよ…」
リビングの明るい照明の下に晒されるとどうにも居た堪れない気分になる。
「ヌナの全部、僕だけに見せて」
「あっ」
少し強引に足を開かれジミンちゃんが体を割り込ませた。
「今日はもう止まんないかも…」
色っぽく呟きながら顔がゆっくり降りてくる。
太ももにサラサラと髪がかかるのを感じるとそれだけで頭がおかしくなりそうだった。
「ま、待って!…あの、シャワー浴びたい…」
朝からずっと仕事をしてきて汗もかいている。
このまま行為に及ぶのは抵抗があった。
「このままでいいよ」
懇願も虚しく却下される。
「でも、汚いよ…」
だんだん恥ずかしくなってきた。
「ヌナは汚くなんかない」
きっぱり返される。
「そんな……やだよぉ」
ちょっと泣きそうになっていると、
「はぁ…そんな顔してもう、逆効果だから」
ジミンちゃんがため息交じりに言った。
「だって、ジミンちゃんに悪いし…」
上目遣いに見上げると、
「ヌナはまだわかってないんだね」
体を起こして顔を近づけてきた。
「僕、変態なの。ヌナに対してだけは」
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もりぞう(プロフ) - ぽちさん» コメントありがとうございますっ!ハイっ(//∇//)ケンカの後のイチャイチャです〜!会えない時間が愛育てる…まさにそれですね(〃ω〃)取り乱して下さって嬉しいです//照// この後もぽち様にキャーしてもらえたらいいなぁと思います(o^^o) (2019年9月13日 10時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - ケンカの後は…そりゃぁ…もう…キャー///待ってました、仲直りのイチャイチャタイムーっっ///会えない時間が愛を育てるんですよね///ね///(いつも以上に取り乱しております、スミマセン^^;) (2019年9月12日 23時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - AMさん» コメントありがとうございますっ!わくわくして下さったんですかー(o^^o)よかったですぅ(//∇//)初のケンカだったのでうまく書けたか心配でしたが安心しました(^^)これからも頑張りまーす!ありがとうございますね(;ω;)喜 (2019年9月11日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
AM - ケンカネタありがとうございました…!みたいジミンちゃんとヌナが見れてずっとわくわくでした笑 これからも頑張ってください! (2019年9月11日 15時) (レス) id: 833ff32843 (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - きむひなさん» コメントありがとうございますー!!嫉妬ジミンちゃんかわいいと思って頂けて嬉しいですっ!素敵なお話などと…(;ω;)嬉しすぎます。。こちらこそありがとうございますです。。毎日楽しみにしてもらえて大変励みになります(〃ω〃) (2019年9月10日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりぞう | 作成日時:2019年7月20日 21時