ジミンちゃんと付き合っています。２

攻守交代８ ページ18

「今のも最高なんだけど…



やっぱり、ヌナと一緒に気持ちよくなりたい」



興奮で頰を紅潮させたジミンちゃんがとてつもなく色っぽい。



ポーッと見とれていると軽く肩を押されて今度は私がベッドに倒された。




「次は僕の番だね」




フッと微笑む仕草がかっこよすぎて目眩がする。




それからあっという間に服も下着も脱がされると、ジミンちゃんの視線がある部分に注がれた。




「まだ触ってもないのに、こんなにしちゃって。


えっちだなぁ…」




はぁ、と熱いため息を吐く。




「あ……やだぁ……」



恥ずかしくて足を閉じようとすると素早く阻止された。




「だーめ。ちゃんと見せて…」



「ん……はずかしい……」



「ヌナも興奮してたんだね。やらしい…」



「っ…！」



ジミンちゃんの指が敏感なところに触れると、背筋がびくんっと反り返った。



「これだけでそんなに感じちゃって…


今からもっとすごいことするのに、大丈夫？」



からかうように言われると、すっかり形勢が逆転してしまったなぁと思った。




「はぁ……だ、いじょうぶじゃない…かも」



体のどこもかしこもジミンちゃんを感じたくて震えてくる。



本当におかしくなる一歩手前な気がした。




「なんて…やめる気はないけどね」




目を細めて口元を歪める表情にゾクゾクする。



さっきまで可愛がっていたはずの男の子が、今はもう完全に雄の顔で私に迫っているのが不思議だった。



いったいどちらのジミンちゃんが本当の彼なんだろう…。




「…今日のヌナ、ほんとえろいね……



もう…とろけちゃってるじゃん」




「あ……っ………」




ジミンちゃんの指が容赦なく攻め立てると腰が砕けそうになった。




「ねぇ、ほしい…？」



「はぁ……も、わかってるくせに……」



「ふふ、言わせたいの。



ヌナが僕のことほしくてほしくてどうしようもなくなってるの、大好きなんだ…」




うっとりとしたように甘い微笑みを浮かべる。



天使の顔して悪魔みたいなことを言うこの男の子に、くやしいけどどうあっても私は逆らえない。




「ジミンちゃん…お願い……」



たまらずじっと見上げながら懇願すると、



「可愛い…もうめちゃくちゃにしたい……」



はぁ、と熱いため息を吐いてから性急な動きで私の足に手をかけた。



「っ……じみ……ちゃ……」



「ヌナ……あいしてる」

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